エキノドルスジャングルスターNo.1を掘り下げる。

どうも、おはこんばんちは。

タイトルにある通り、今回はエキノドルスジャングルスターNo.1という改良水草について掘り下げたいと思います。

エキノドルスジャングルスターNo.1

デナリ―社のエキノドルス改良品種で、新芽がルビーのような透き通った赤色に染まる美しい水草です。古くなった葉は深緑色に染まり、さらに古くなると緑が抜けていくように色落ちしていきます。

管理人がこのエキノドルスを手に入れたのは、アクアフォレスト新宿店です。

余談ですが、購入時ポット販売で売られていたのですが、そのポット内3株のうち1株が全然違う種類のエキノドルスでした。

ポットから出して分割すると葉の形もサイズも全く違ったので、得した!と内心はホクホクしたいい思い出です。(ちなみにその株も一緒に維持しているのですが、いまだに種類はよくわからないです)

新芽がタイミングよく伸びてなかったので緑に染まり始めてる中間葉ですが、楕円状の葉が株元から10cm~18㎝くらいの感じでロゼット型に伸びてきます。

さて、余談にそれてくとそれはそれで長文になってしまうので戻ります。

管理人の育成環境を載せようと思ったのですが、よくよく考えるとメイン90㎝水草水槽、サブ60㎝水草水槽、屋外放置水槽、水上管理水槽と情報量が増えすぎるので割愛します。

子株が増えたり、花が咲いた後に出てくる新芽を分割したりしていたので、いろんな場所に繁茂していますね。

植え替え時のいじけだけ気にしていれば、底床の種類や水質に左右されにくく、頑強で美しい、素晴らしい水草だと思います。

葉が出た状態になる前に咲く花もかわいらしいです。

さて、今回のメインとして、この素晴らしい水草の驚異の生命力をご紹介します。

先ほど、分割した株の栽培水槽のうち屋外放置水槽を表記しましたが、管理人が住んでいる地域は冬場は当然のように気温がマイナスになる地域です。

水槽の表層は分厚い氷に覆われますし、当然のようにいろいろな水草が枯れていきます。

そんな環境です。

しかしエキノドルスジャングルスターNo.1は、2019年6月頃に花芽から増えた水上葉株をこの放置水槽にて育成開始し、2019年度冬季期間を乗り越え、2020年5月現在立派な葉を展開しています。

そのころブログをいじる余裕がなかったので、写真なんかも一切残してなかったのが悔やまれますが、一度は葉を枯らしたものの見事に復活しました。

放置期間の水槽データは下記になります。

  • GEX ラピレスRV60N 曲げガラス水槽600
  • 照明 太陽光
  • 放置場所 軒のあるコンクリート打ちっぱ台
  • 底床 赤玉土4:鹿沼土3:腐葉土2:廃ソイル1 厚さ7㎝
  • 肥料 園芸用6:6:6を少量
  • エアレーション等フィルターなし

真夏の平均水温は

  • 晴天日中30度~35度
  • 曇天日中25度~32度
  • 夜間18度~25度

真冬の平均水温は

  • 晴天日中10度~20度
  • 曇天日中5度~10度
  • 夜間計測不能~5度(表層が凍ること多々)

※大雑把な計測なので水温はぶれが大きいと思います。

あくまでもこれでうまく育てられたというわけではなく、あれ生き残ってるし新芽展開してるし、エキノドルス強靱!ということが言いたいだけですので、参考程度にしてください。

様々な責任は負いかねます。

それにしても、暑さはまったく意に介さないと思っていましたが、まさか耐寒温度的に日本の寒い地域でも生き残るとは思いませんでした。

こう考えると適当に庭先に放置したり、捨てたりすると帰化してしまう危険性が高い水草ですね。

今後も楽しくアクアリウムという趣味を継続するためにも、処分する際は気を使い、絶対に野に放たないようにしなければいけないです。

いかがでしたでしょうか、エキノドルスジャングルスターNo.1の深堀をしてみました。

住宅事情、管理の手間、レイアウトという最大の障壁と、エキノドルスという水草ジャンルはあまり目立たない昨今ですが、管理人は大好きな水草No.1といっても過言ではないかもしれません。

30㎝キューブなどの小さい水槽では持て余すこと確実ですが、60㎝・・・90㎝の水槽があれば本当に立派な株を楽しめます。

120㎝! 150㎝!! さらに大きくしていけば、それだけポテンシャルを引き出せる、そんな水草です。

この機会に大型水槽で水草水槽はじめちゃいませんか?

さて、今回はここまでとします。

また次回の記事にて。

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思いのたけを走り書き。

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