どうも、おはこんばんちは。
今回はテトラパワーLEDライトをタイマー接続できるように改造してみたというお話です。
一番初めになりますが、このやり方はとっても簡単、かつ誰でもできるレベルの工作なのですが、やった瞬間メーカー保証は受けられなくなるので、そういったデメリットを承知の上で行ってください。
また試した結果LEDライト自体が使えなくなったとしても一切の責任を負いかねますので悪しからず。

さて、このおしゃれな照明テトラパワーLEDライト。
なんとメーカー公式でタイマー接続できない商品となっております。
・テトラ パワーLEDライトをご購入のお客様へ
え?と思わず3度見してしまいました。
これも実は諸事情でもらったLEDライトなので、文句は言えません。
ということは、こいつをこれから使っていくには毎日同じ時間に点灯、消灯を繰り返していかなければいけないのか????
そんなのこのクソ忙しい社会人2年目、一児のパパ、社会情勢でやってられるわけがありません。
よくよく調べると、このLED自体が通常状態が消灯、そこからスイッチで全点灯、赤青LED点灯と切り替えるシステムになっているようです。
つまり電源が一度切れると消灯に戻ってしまうのでタイマー接続しても点灯してくれないということです。
このままでは文鎮化してしまう、そう思った管理人は開き直りました。
「どうせ、もらったやつだし壊れるの覚悟で1台分解してやろう」
危険な発想ですが、これしか解決の糸口はないと思いました。
ここぞとばかりに理系の頭をフル回転し(管理人は経営学科出身)、解体作業を始めました。
①コンセント部分を解体。

できませんでした。
あけられそうな構造ではあるのですが、人の力で押した程度ではプラスチックが歪みませんでした。
接着されている気配はないので解体できなくはなさそうですが、とりあえずスルーすることにしました。
②本体の解体。

続きまして、本体側をどうにかしようと考えました。
(結果としてはこちらで正解でした)
LEDライトの構造をネットで検索すると車の改造関連で沢山情報が載っています。
そういった中で、スイッチのオンオフを切り替えスイッチにしてライトの種類を弄る改造方法が載っていたのですが、これの原理と同じような形で消灯、点灯、赤青LEDと切り替えていると判断しました。
そこまで高くない製品なので、煩雑な機構をわざわざ組み込んで単価(コスト)を高くすることはないだろう、という経営学的な考え方も含まれた判断です。
上の写真に写っているプラスチック部分のカバーは簡単に引っ張り外せます。

あけると内部はこんな感じです。
2本のネジで固定されています。
ここから解体作業を開始すると保証対象外になる要因があるので、注意でお願いします。

ちょっと引っ張るとぶちぶちとシリコンがはがれる音がします。
はい、ボタン部分も含めて内部機構は全てシリコンで防水加工が施されています。
結構丁寧な仕事だなと関心したのですが、ここで気付きます。

はんだ付けされた部分からちぎってしまいました。
これで後戻りはできません。
配線のカバーを外し、導線を露出させます。
電源を入れるとライトはつくのでこのスイッチ側の線が操作しているのは切り替えのみのようです。
(あくまでも文系出身の短絡的発想)

本体側の導線同士をドライバーで通電させてみました。
感電する可能性があるのでゴム手袋は付けてくださいね。
見事に消灯、点灯、赤青と切り替わります。
つまり、この導線を全点灯の状態で接続し固定。
(管理人はアロンαを使って固定しました。ついでにスイッチ側のはんだ付けされた部分もそっちに電気が飛んで火花が出ないように覆い隠してます)
あとは元通りにはめ込みなおし、タイマーに接続しておけば通電するたびに全点灯するテトラパワーLEDライトの完成です!
あれ、ここまでやったのにちゃんとつかないぞ?という方向け。

改造後にこれの抜き差しをして電源をいれた場合、なんでか消灯、点灯、赤青の切り替えが行われます。
(細かいことはわかりません)
なので、なんどか甘噛みさせた状態でちょんちょんしてると切り替わるので、全点灯の状態でつなぎなおしてください。
これで管理人は問題なくタイマー接続できるようになっています。
まとめ
・導線を露出させてこよってつなげる。・通電しない素材で固定。
・本体と安定器を接続する部分で全点灯状態にする。
・タイマーと接続し、切り替わらないか確認。
・タイマーに任せて放置する。
これでテトラパワーLEDライトはタイマー接続で利用できます。
さて、ここまで書いておいてあれですが、実はテトラよりパワーLEDライトプレミアムという商品が販売されています。
こちらの商品はなんとタイマー本体内蔵です・・・。
しかもRa94、1100lm、朝夕などの演出もできるようです。
値段もそこまで変わらないので、本当に上位互換です。
この記事が少しでも多くのテトラパワーLEDライトユーザーの救いになれば幸いです。
さて、今回はここまでとします。
また次回の記事にて。