どうも、おはこんばんちは。
今回は新居の水槽立ち上げに使ったテトラ・コンプリートサブストレイトの紹介をしたいと思います。
設置から2ヶ月程度の初期経過をご報告します。
この商品はすごーく簡単にまとめると、砂上に加工したピートモスです。
水質を弱酸性に傾ける効力があるので、水草を砂でも育てられますよ!という商品です。
というわけで、今回やりたい水槽のコンセプトに合っていたため初めて使用してみました。

こんな感じで90cm規格水槽であれば5,8Kg全て敷いてしまっていいかと思います。
これで手前側が1,5cmくらい、奥が3,5~4cmくらいの厚さになります。

見た目も手触りも完全に砂です。
香りは土でした。
ピートモスを粉末状にして焼成した感じですかね。
多少白い砂粒のような物も混じっています。
製造方法なども分かるといいのですが、その辺りは企業努力、企業秘密などなどの理由からわかりません。
製品説明では長期に渡って水質を弱酸性に保ちますと記載されていたのですが、その長期間とはどれくらい?というのが最初の疑問でした。
こうして商品そのものを見ると有機物由来のようなので、この砂状のピートモス?!が分解しきるまで腐食酸を放出してくれると思います。
ですから、この上から別の底床を敷けばかなりゆっくりと効力を発揮し続けてくれるのではないでしょうか。

こちらは元肥の代わりとして2kg全て使用したのですが、かなり蛇足だったと2ヶ月経過して感じています。

このソイル自体はとてもいい商品だと思いますが、今回の水槽の仕様上水草の植え替え時に引き抜かれて出てきてしまったりするのが景観を損ねてしまいました。
ですがいまさらソイルだけ抜き取ることがとても困難なので、放置です。
そのうち粒がつぶれて消えていくでしょう。
そして今回底床に使用したのがチャームの【湧水の砂】という商品です。
田砂より若干暗色系統の砂で、粒はかなり丸みを帯びています。
洗ってから使用してくださいと書いてあったのですが、今回はちょっとだけ洗って汚れが出ないのを確認してからそのまま敷いてしまいました。
合計16リットルも使うつもりだったので、地獄を見なくてすみました。
湧水の砂は今回の趣旨とそれるのでこの辺で。


ちなみに、水の中ではこんな感じです(ライトなし)
とういうわけで、水を入れたり、植栽したり、諸々の立ち上げ工程を経て、前回の記事にて紹介させていただいた状態となりました。

使用感は本当に満足のいく商品です。
水上葉をチャームから買ったのですが、1週間も経たずに瞬く間に水中化していきました。
それもかなり状態良くです。
これまで生物濾過補助システムで使用していた富士砂だと立ち上げ初期期間が本当に鬼門でしたが、楽ッの一言で生長します。
(この商品であれば底面濾過の面以外に敷いて使用するなんてこともできると思います)
ここまで約2ヶ月使用で水草はガンガンと生長し、種類によっては2回、3回とトリミング、挿し戻ししています。
本当に素晴らしい商品です。
一つだけ、一つだけですが、気になる点を除けばですが。

はい、ご覧ください。

わかりますかね、この油膜。
CO2の気泡が閉じ込められるほどにたっぷりこってりと張っています。
現在泳いでいるお魚さんたちは、コンゴーテトラ4匹(約4cm)、サイアミーズフライングフォックス4匹(約4cm~6cm)、ミニブッシープレコ1匹(約6cm)、オトシンクルス2匹(約2cm)、ミナミヌマエビピキピキ、ラムズホーンです。
水量約130リットルで飼うお魚さん数でいえば油膜が発生するほどではないですし、餌も絞り気味なのです。
あまりにも多い油膜との戦いが続いています。
そうなのです。2ヶ月も経った今でもなお全く変わらない量が湧き出ています。
惜しまれるは水槽内に購入直後の大きめな流木を仕切りとして沈めてしまっていることです。
この流木からアクが出てしまっていて油膜の発生源となっているのか、コンプリートサブストレイトの仕様なのか。
原因があるとすればこのどちらかだと思うのですが、判断しかねる状態となってしまいました。
できることならば流木が原因であって欲しいです。
流木のアクならば、もうしばらく沈めておけばそのうち落ち着くと思います。
しかし、コンプリートサブストレイトだと、、、。
まぁ、テトラが商品として販売している以上、原因はほぼ流木で間違いないでしょう。

というわけで、コンプリートサブストレイトの紹介でした。
と言うよりも途中経過や多少の使用感といった感じですが。
さて、今回はここまでとします。
また次回の記事にて。