トリミングについて。

どうも、おはこんばんちは。

今回は水草水槽の水草がもっさもさになったので、整理整頓していきたいと思います。

これは玄関に置いてある60cm水槽です。

もう、水草が茂りすぎてお魚さんは泳げない、水流が死んで水温差が出来ている場所が沢山、影の水草が矮小化などなど問題が出てきたので、ばっさりいきました。

さくっと結論。

はい、アンブリアとパールグラスを徹底的に切り込み、右側の水草を整理、手前のルドウィジアを間引きました。

エキノドルス・スモールベアーが完全に隠れてしまっていたので、右側のラージパールグラスは根元からいきました。

これでもアンブリアとパールグラスの森は8cmくらい底床から残っています。

かなり根元は光量不足になっていたため黄色くなっています。

というわけでトリミングをしましたが、これだけの量のトリミングを行うと破棄する水草の量が凄いです。

(一部90cm水槽出トリミングした葉っぱも入っています)

本当にもったいないですね。

近くに水草好きな方がいれば物々交換なんてこともできたりするのでしょうが生憎とそういった知り合いはいませんし、折角育てたのに捨てることになるのが残念です。

根元から引き抜いて頂芽を差し戻したほうが見た目もいいのでしょうが、もう茂りすぎてそれど頃ではなかったのでとりあえずトリミングで終わりです。

基本的には綺麗に育てた水草であるほど、頂芽が一番綺麗ですからね。

皆さんはぜひ時間を掛けて挿し戻し管理をしてください。


話は少し変わりますが、皆さんは挿し戻しの際にどんな基準で切り捨てる部分を決めますか?

結構適当に切っている人も多いかと思いますが、挿し戻し後の生長に影響が出る分しっかりと考えて切る必要があります。

こちらは90cm水槽のハイグロフィラ・チェリーリーフです。

水面に達してしまったのと、大きくなりすぎて周りの水草に影を作ってしまうので差し戻します。

左側の根がとんでもなくもっふもふに生長していますので、生育状態はかなり良いようです。

下葉は光量不足で痛みが出てきていました。

というわけで今回はチェリーリーフを挿し戻し用に切ります。

はい。こちらが処理後のチェリーリーフです。

根の部分は完全に切り落とし、長さを3分の2位にしてあります。

また、痛みの出た下葉は全て除去しました。

この際、切り落とす基準としたのは根が出た節があるか、下葉の痛みがどの程度侵攻している場所だったかです。

ある程度根が出た場所を差し戻すと本体の固定が早くなります。

そして下葉の痛みが進んでいるのは栄養塩の移動が開始している場所=水草が草体全体で見ると”下”と判断しているということです。

全体を見て痛みが出始めているくらいの場所から差し戻すと根が生長するスピードが早いです。

難しいのはこういった節から脇芽が出ている場合です。

これを生かすか、それとも切り戻してしまうか。

本数を増やしたい場合はコレを残したまま差し戻すといいですが、その分本体の栄養も分かれてしまうので生長が悪くなる場合があります。

その後の水質や栄養状態などが思わしくなかったりすると共倒れしてしまう場合もあります。

なので、草体自体を大きく維持したい場合は残さず取り除いてしまうほうがいいでしょう。

今回はそれまでの生長状態、他の水草の生長状態などなどから総合的に判断し残しました。

本体が大きくなりすぎるので、少し小型化させたいという狙いもあります。

というわけで、草体を若干小型化させたい、本数を維持したい、短くしつつ状態は悪くしたくないという3点を意識して今回は切りました。

草体自体を大きく、状態良く育てたい場合はもう少し上の、葉に痛みが出ていない部分で切り戻すといいです。

引き抜いた後、根をさばくだけにすればその後の生長を遅くし、そのままに近い状態で一定期間維持できるようになります。

(ただし、これは一時しのぎですので、やりすぎると草体自体が元気を無くし枯れてしまう場合も多々あるので注意)

あとは引き抜かずに半分くらいで切って本数を増やしつつ、状態のいい頂芽も差し戻す~などなど列挙すればキリがありませんね。

というわけで、トリミングについて記事にさせてもらいました。

手間が掛かる作業ですが、ここに精魂込めるか込めないかで全然結果が違いますので皆さんもやってみてください。

さて、今回はここまでとします。

また次回の記事にて。

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思いのたけを走り書き。

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