
どうも、おはこんばんちは。
巷にはたくさんの書籍があり、その中でも図鑑は本当に様々種類があります。
ここ最近だとネットの検索履歴からこれもあれもおすすめですよ、とGoogle大先生から言われたりしますよね。
管理人の場合、Amazonから【タネ】だとか【コケ】だとか【カビ】だとか、ニッチだけど興味をくすぐられる図鑑を大量におすすめされてついつい買ってしまいそうになります。
それはそれとして、こういったニッチな図鑑も販売されるようになった昨今でも珍しいのが水草の図鑑です。
1990年代から2000年代ごろはアクアリウムブームもあり、たくさんの図鑑が販売されていたようです。
しかし、そのほとんどが絶版してしまっているのが2010年代から2020年代です。
辛うじてADAのネイチャーアクアリウム系があったり、レイアウトを基本軸に置いた図鑑は販売されています。
ADAのレイアウトコンテスト作品集はコロナ禍で2020、2021を買えていませんがぜひ手元に残していきたい書籍群です。
レイアウト水槽は間違いなく一ジャンルとして好きですが、そうは言ってもそれ一辺倒ですと食傷気味ですし、管理人の本当の意味での趣味とは僅かにずれるんですよね。
そういう時に頼りになるのが1990年代から2000年代のブーム真っ只中にいた先人たちの知識です。
※サイトがhttps://ではありませんので注意してください。
管理人が良く見るサイトで、今では相当にニッチになってしまった情報を入手する先になっています。
たびたびこのブログでも紹介しているような気がしますが、もう見飽きませんね。
特にここ最近は【持っておきたい水草関連書籍】というタイトルで水草関連の書籍を紹介されています。
この中で紹介されていたのがタイトルにある【世界の水草728種図鑑】です。

ネットで探していると中古で販売されており、なんとか手に入れることができました。
中古品なので日焼け痕があったり、古い紙特有の臭いがたったりしますが実用においてはさして問題ないレベルの物が届いてほっとしました。
ま、何というか、水草というジャンルだけでこれだけのデータを集め、体裁を整え、出版することができる時代のなんと羨ましいことか。
というのが一番に来る感想というのも悲しい話です。
今では見かけることが奇跡と呼べる水草が載っていたり、どうやっても一消費者だけでは手に入らないだろうと思える水草があったりします。
自分の手で育てるという趣味の枠から飛び出してしまいますが、所有欲という意味では一種の満ち足りた感を味わえるので良しと思う他ありません。
世界情勢が逼迫しておりますが、水草という趣味を楽しむためには日本だけでなく世界全体が平和で、輸入・輸出に伴うコストを考慮し合い、限りある自然を汚さず丁寧に育み、調和という目に見えないバランスを取り合えるようにならねばなりません。
でなければ728種類もの水草のほぼ大半が見ることもできないわけですから。
水草というニッチな視点からでさえ、世界を見渡すことができるんだなと思いつつ、真新しい図鑑をのんびりめくれる、穏やかな日がやってくることを願います。
さて、今回はここまでとします。
また次回の記事にて。