どうも、おはこんばんちは。
アクアリウムの趣味のほかに、管理人はいくつか趣味があります。
その中の一つに、革製品の育成があります。
革製品の育成?!と思われる方もいるかと思いますが、ひとまず記事を読んでみてください。
さて、今回はドイツの老舗靴メーカー「BIRKENSTOCK 」のメンズブーツを購入しました。

商品名「HANCOCK/ハンコック」
タウンユースのマウンテンブーツモデル。
ボリュームのある見た目とは異なり軽量な作りがポイント◎上質なレザーはお手入れやエイジング(経年変化)によってレザーの質感も変化していくので、自分だけの1足に育てる楽しみもあります。カラーはブラックとブラウンの2色展開。
今回購入したHANCOCKのカラーはブラウンとなります。
上記写真はまだ手入れ中の段階で、履き始める前のオイル処理と防水処理を施しています。
ワックスの染み込み待機中の写真なので色が実際よりもブラックに近くなっています。
靴の場合はまず購入時、ブラシや乾いた布などで表面に付着した工業粉塵や在庫管理中の出し入れなどで付いた埃を落とします。
その後オイル処理に入りますが靴自体の型を崩さないよう、革部分に力を掛けないように靴底など固い部分を持つようにして、オイルを薄く塗ってください。
あくまでも薄く塗ることが大切です。
おおよそブーツを購入するタイミングは秋~冬に掛けての1シーズンになるかと思います。
きっと購入したらたくさん履きたくなる時期ですので、足の汗などを吸収し革が栄養分過多になってしまうことで雑菌が繁殖したりします。
こうなると革に余分な油分があればあるほど、雑菌にエサを与えるだけになり革を痛めてしまう原因となります。
あくまで履くシーズンのオイルは少なめに、を意識してください。
塗りすぎたな(オイルのヌメリがいつまでも取れない、濡れているような艶感になっているなど)と感じた場合は乾いた布で撫でるように拭くことで余分なオイルを吸収することができます。
ブーツを履かなくなる春の終わり~夏になってはじめて、乾燥などで革にダメージが入らないようオイルを少しだけ(本当に気持ち程度で十分です)多めに塗り込み寝かせます。
保管場所は日陰で涼しく、湿度が40%~50%と乾きすぎも湿気すぎもしていない場所が最高です。
あまりに乾燥していたり、湿気っている場所での保管は革へのダメージや雑菌・カビの繁殖を助長してしまうので注意してください。
ただ、どちらかといえば油分を気持ち多めに塗りこんだブーツであれば乾燥気味での管理の方がトラブルは少ないです。
防水処理はオイルの染み込みが終わったら行います。
オイルが染み込んだかどうか確認する方法はすごく簡単で、オイルを塗る前の革の色に戻ったかどうかです。
茶色なら茶色、赤色なら赤色、黒色なら黒色と元の色合い(風合い)に戻ったらオイルが革に染み込んだと判断できます。
だいたい1日、日陰干ししておけばオイルの染み込みは十分です。
管理人がこの記事を書いているときはオイルを塗ったばかりなので、防水処理は明日の記事にしたいと思います。
革製品のいいところは、しっかり管理して手入れをしてあげれば自分の物として長く、そして世界に一つだけの物としてずっと持ち続けることができる点です。
確かに初期投資は比較的高くなることが多いですが、何年も何十年もしっかり使い続けることができます。
自分の手に馴染んだ、革のフィット感と吸い付きは何年も維持した人にしか味わえない感触です。
このHANCOCK、管理人はデパートの靴下屋さんで装飾の一部として使われているのをフラッと見つけてしまい、一目ぼれしました。
奥さんも一緒にいたので、見てもらうとなんと同じフロアにこのメーカーあるよとのこと。
金額が金額だけにその日には購入には至りませんでしたが、結局次の日にもう一度行き、店員さんの話術と試し履きによって完全に心を射抜かれてしまいました。
運命と信じて、20年物のブーツを目指したいと思います。
ぜひ、みなさんもコレ!という革製品を一つ持ってみてください。
さて、今回はここまでとします。
また次回の記事にて。