BIRKENSTOCK HANCOCK ハンコック ダークブラウン②


どうも、おはこんばんちは。

昨日は革へのオイル処理を記事にしました。


まだの方はこちらからどうぞ!
BIRKENSTOCK HANCOCK ハンコック ダークブラウン①

今回購入したハンコックのアッパー(靴底以外の足の甲を覆う部分)は牛革のヌバック(皮革の表側をやすりなどで細かく起毛加工をしたもの)です。

説明が多くなりがちですが、付いてきてくださいね?


ヌバックは英語で「nubuck」と書き、元々は鹿やトナカイなどのシカ科の動物の皮を使用したものを指していましたが、最近では皮革の表側を起毛加工処理した物全般のことを指すようになりました。

このヌバック処理された革はふわっとした質感とエイジング(経年変化)による見た目の変化を楽しめる素材になります。

使い方一つで、ぬるっとしたオイリーな感じになったり、起毛がよりフワフワに残っていたり、圧力の掛かり具合で革の色がグラデーションしたりします。


さてこのハンコック、アッパーが起毛処理されている関係から細かい埃などを取り込みやすく、雨などにあてたまま放置するとまだらにシミができたり、汚れがそのまま定着してしまったりします。


もちろん革靴全般に言えることですが、特に履き始める前の処理がとても大切です。


それではオイル処理が終わっている前提で、次の話をします。

次は先ほども書きましたが、雨対策です。


水分は革の大敵で、末永く使用していきたい場合は本当に水気にあてないように注意する必要があります。

ただ、突然の雨だったりと全くあてないで使用するのはなかなか難しいです。

そこで防水処理として、市販の防水スプレーを使用していきます。


今回防水処理するのは牛皮のヌバック素材です。

通常手に入れやすく安価なのはシリコン系の防水スプレーですが、今回は使用したい革との性質が合わないです。

(シリコン系を使うメリットもあるので、使い分けが大切ではありますが・・・)


そこで、今回はフッ素系の防水スプレーでハンコックの防水処理をしていきます。

管理人が今回オススメするのは「コロニル」のシュプリーム1909です。


フッ素系防水スプレーのメリットはその通気性にあります。

天然革製品は空気と触れ合って呼吸しています。

この呼吸をオイル処理などと合わせて繰り返すことでエイジングしていく天然革の性質を生かすために、フッ素系防水スプレーが生み出す通気性のある防水処理が最適なのです。


ただデメリットとして、フッ素系防水スプレーは浸透するまでに時間がかかるので、履き始める前と定期的な防水処理が必要になります。

それさえ守れば革製品のいい部分を生かしつつ、汚れなどから守ってくれます。




防水スプレーは換気ができる場所か、屋外で使用するようにしてください。

できるならばマスクも着用したほうがいいです。


また、肌が弱い人は付着しないように注意することも大切です。

スプレータイプは思わぬ範囲まで拡散してしまうことがあるので、手袋などを着用することで予防するのもいいかもしれません。




筒状なので見にくい写真になってしまいましたが、シダーウッドオイルも成分として含まれており、このシダーウッドオイルとフッ素が革へ栄養を与えつつ防水処理を施してくれます。

適用製品にスムースレザー、起毛皮革とあるのでハンコックに適した商品であるといえます。


使用方法も細かく書かれており、基本はこの通り使用することで革製品への防水処理は十分です。


ただし、今回は管理人のオススメする使用方法をご紹介させていただきます。

よくある注意書きにはなりますが、使用は個人の責任で行い管理人のオススメするやり方でなにか不都合が起きても責任は一切負えません。




*写真のハンコックには埃が若干付いてしまっていますが、ブラッシングで落としてから防水スプレーを使用してください。


上の写真で指先で示した2cm程度の範囲をまずスプレーしていきます。

この時少し掛けすぎかな?と言うくらい吹きかけて大丈夫です。


革靴の場合、この2cmが一番水と接する可能性が高く浸水箇所になりやすいのでフッ素をしっかり浸透させます。

靴を一周するように吹きかけます。




*再度になりますが、埃を落としてから防水スプレーを使用してください。


靴底から2cmに防水スプレーを吹きかけたら、後は全体的に満遍なく吹きかけます。

この時少し離れた位置から靴全体に均一に吹き付けるようにしてください。

(靴底には防水スプレーを吹きかける必要がないので、地面において吹き付けると安定して均一に掛けることができます)


先ほどもフッ素系防水スプレーのデメリットとして浸透するまでに時間がかかると書きましたが、スプレー後1日日陰で通気性のある場所に放置することで成分が浸透する時間を設けてください。

シリコン系は吹き付けた瞬間から効果がありますが、フッ素系は成分が染み込む前に濡らしてしまったり、汗などの湿気にあててしまうと染み込みのムラができるだけでなく、防水機能を十分に発揮できなくなってしまいます。

これから末永く履くためのほんの少しの我慢ですので、ぜひ1日間余白をあげてください。


さて、ココまで来れば履く前の下処理は終わりです。

あとは思う存分履いて、自分の靴へ育ててください。


一つ注意として、革靴はその性質的に時間をかけて大切に履けば足の形にフィットした自分だけの靴になってくれます。

ただし、新品の状態からいきなり何時間もぶっ通しで歩いたりするとまだ革の柔軟性が足りなかったり、足に合わない形のままの使用になってしまうので靴擦れなどの原因になります。

最初はお散歩程度で履き慣らし、革が柔らかくなってきたなと感じるようになってから長時間使用するようにしてください。


このちょっとした履き始めの余白を設けるだけですごく足に馴染んでくれます。

その後の使用感が絶対的に違うので、ぜひ試してみてください。



さて、今回はここまでとします。
また次回の記事にて。
スポンサーリンク

思いのたけを走り書き。

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.