生物濾過補助システムの低床掃除。


どうも、おはこんばんちは。

今回はタイトルにもありますが、以前紹介させていただいた生物濾過補助システムに関連した記事を書きたいと思います。


生物濾過補助システムについて、こちらもぜひ一読ください。
低コスト本格派水草水槽①はこちら
低コスト本格派水草水槽②はこちら
低コスト本格派水草水槽③はこちら
低コスト本格派水草水槽④はこちら



生物濾過補助システムの運用方法をざっくりまとめると、底面フィルターによる弱い水流で栄養素を低床に閉じ込め、水質を維持し、水槽を管理するというものになります。


低床を育て、水槽を管理するという概念を持つ必要があるので、低床の掃除に経験が必要となります。

そこで今回は少しでもそのコツを掴んでいただくために一つの記事として書かせていただきたいと思います。




こちらの画像はプロホースによる一般的な水替えの様子を写したものになります。


ソイルの場合には基本的に低床へプロホースを突き刺してかき混ぜるような掃除方法はとりません。

土を焼成しただけのソイルではそれらの動作だけで粒の崩壊を早めてしまうためといわれていますが、私はブログや雑誌などでの情報で見聞きしただけなので、実際はどうか知りません。


逆に言えば大磯砂などで底面フィルターを運用している方は低床に溜まった糞などの老廃物を抜き取るように、低床へ突き刺して掃除するのが一般的です。

私の初水草水槽は大磯砂を低床としたため、掃除は底までかき混ぜるくらいの気持ちで老廃物を抜き取っていました。


しかし、生物濾過補助システムはこれら老廃物を天然の肥料として水草に吸わせます


低床に蓄積された老廃物は巻き上げ水中に漂わせればコケの温床となりますが、低床内で蓄積しバクテリアに分解されたものはすばらしい有機肥料となるのです。

そのためプロホースで無闇やたらに低床をかき混ぜるような掃除はご法度となります。





写真が見辛く申し訳ありませんが、わずかに舞い上がるゴミが見えるでしょうか。

基本的には1週間に1回、3分の1程度の水を抜くだけで十分綺麗な水質を維持することができます。

写真の様に、数ヶ月単位で老廃物が余りにも舞い上がるときだけ、上辺を撫でるように掃除するとよいかと思います。





白くはっきりと見えているのは固形肥料です。

これも私個人で実践している肥料の添加方法ですが、ぜひ詳しく知ってもらいたいので後ほど記事にさせていただきます。





細かく書きますと、注目してもらいたいのはプロホースで吸い出されているゴミの量と、低床(富士砂)の側面が見えている部分になります。

プロホースで水を吸い出す際に、この程度のゴミが巻き上がる場合は少々低床に汚れが蓄積している状態と判断できます。

またイメージ画像となりますが、低床を側面から覗いたときに富士砂同士の隙間が詰まらず、満遍なくデトリタスが沈着している状態はバクテリアもよく繁殖し、老廃物を有機肥料へと効率よく変えてくれている状態に近いです。

ところが層状にデトリタスが溜まり、富士砂同士の隙間が完全に埋まってしまっている状態というのは長期的に水槽全体の環境を悪化させかねません。

しかし、吸引力の強いプロホースを直接低床に差し込んでしまうと折角育ってきた低床のバクテリア群毎水槽外に吸い出してしまい、折角育ってきた低床環境をリセットしてしまうのと同じような状態にしてしまいます。


そこで、この層状のデトリタスを棒状の物で少しずつ巻き上げさせて表面からプロホースで吸い出します。

イメージは低床を耕す!

クワを土に振り下ろしている姿をイメージし、低床に棒を突き立てて引き抜く。

そうすることで多少のデトリタスが巻き上がります。

水草の近くでも、突き立てて引き抜く動作ならば根を痛める範囲が狭いので安心です。

これが横方向への動作になると水草を綺麗に育てるための水槽管理の一環のはずが、折角張り巡らされた根を引っ張り、水草をダメにする要因になりかねません。


できるだけ満遍なく、デトリタスが点在している状態を目指して耕す練習をガラス面から見える部分でしてください。

そして加減を掴めて来たと思ったら、水槽全体の低床をある程度の間隔で耕してあげてください。


また、耕すという行為は余分すぎる老廃物を水槽外へ排出できるだけでなく、長期維持を目指すうえで低床が締まりすぎるのを防ぐ効果も期待できます。


目に見える場所、低床の深さが浅い場所は比較的やり易いですが、見辛く深くなるほどコツを掴むのが難しくなるかもしれません。

ですが、最初はあまり深く考えずに低床の表面を撫でる掃除を続けてください。

1週間に1回の掃除を維持していれば層状にデトリタスが溜まるほどの汚れはなかなかたまらないと思います。

余りにも溜まるスピードが速い場合は餌の与えすぎが考えられます。
(もしくは飼育魚の数が適切ではない)


そして半年、一年と経過する中で気づいたときに耕してあげる。

それくらいまったりとした心構えでいることが低床育成への第一歩だといえます。




ふう、長い記事になってしまいました。

これらの情報は「ふりむけばアクア」の駒草園さんにて直接伺った知識を、私なりに考えて行動し積み重ねてきた知識となります。

現状として、綺麗な水景を維持するに至っているだけでなく、とても簡単に維持できるシステムだと自信を持って紹介できます。


少しでもこのブログにたどり着いていただいた方のお役に立てたら幸いです。

さて、今回はここまでとします。
また次回の記事にて。
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思いのたけを走り書き。