水草の不調を探る。


どうも、おはこんばんちは。

液体肥料などを自作し、水草の生長具合や肥料分のなにが足りないのかなどを観察させてもらっている60cmストック&観察水槽ですが、どうも水草の調子が上がりません。


水は限りなく澄み渡り、ガラス面にコケが生えない状態を容易に維持できるようになった現在の60cm水槽。

しかし、どことなく水草が冴えません。




わかりますかね。

カメラの性能的にかなり光が飛んでいますが、それを差し引いてもラージパールグラスが白化しています。

実際はここまでひどくはありませんが、それてもライムグリーンの鮮やかさを伴った綺麗な葉ではないことは確かです。




ピンボケしてしまっていますが、ロタラ類も白化しています。

この2種は60cmストック&観察水槽の中では肥料食いの水草で、絶対量が足りていないとすぐに反応します。


現在の水槽内を整理してみます。

水は泡切れもよく、油膜も発生していない。
私の時間の都合で水換えのペースが10~12日に1回3分の1になっている。
照明点灯時間は7時間で、GEXクリアLEDパワーⅢ1灯。
ヒーターや低床、水草の一部に糸状の緑コケが生えている。
ラージパールグラス、ロタラ類の頂芽が白化。
水槽全体を通して水草の活性がない。


大まかに挙げると以上の点が現在水槽内で気になっている状態です。


栽培記録を見てみると、生体数が水量に対して少ない現在の60cmストック&観察水槽には窒素分主体のカミハタスティックを3週間に1度のペースで1本~2本ほど、テトラクリプトを1ヶ月に1度2粒施肥しています。

緩効性肥料のイニシャルスティックを入れたのは水槽立ち上げ時なので約半年前になります。

後は自作の液体肥料を少量毎日添加しているといった状態です。

液体肥料に関してはこちらからどうぞ。
自作液肥を作って、使う⑥


この環境から考えられる状態は、窒素分が過剰(カミハタスティックの入れすぎ)でカリウム&微量要素が不足気味(逆に言えば、水槽内の窒素分を吸収するに足りるだけのその他の要素が少ない)のため、栄養を水草が吸収仕切れていないということです。

生体数が少ないため1日1回の必要量足るエサが相対的に少なくなっており、リン酸塩も全体的な量から不足している可能性もあります。




エサの量を無駄に増やしても仕方がないので生体を少し増やしてもいいかなと思いつつ、今回は緩効性肥料のイニシャルスティックを追肥してみることとしました。


なぜ緩効性肥料のイニシャルスティックなのかというと、水槽立ち上げ時に規定量よりも少なく施肥したことと、液体肥料に炭酸カリウムを溶かして少量与えているため、即効性のテトラクリプトだと倍々式に水中溶解しているカリウム分が多くなりすぎると考えたからです。

緩効性なので唐突に環境が激変してしまうことも避けられるというメリットもあります。



今回は60cm水槽の規定量から半分量に当たるキャップ2分の1杯分を低床に追肥しました。

埋める深さは大体3cm程度と浅めに植えてあります。


仕事の都合上、次に水換えできるのは12月30日なのでちょうど前回の水換えから10日経ちます。

施肥日が12月24日なので、6日間で水草の状態を観察しつつ水換えの量をコントロールしようと考えています。

その際、カリウム過剰の雰囲気を感じたら低床からイニシャルスティックを吸い出します。

肥料の吸出しに関してはこちらからどうぞ。
肥料を考える①

イニシャルスティックが溶解して効きはじめるのには時間がかかるので、6日間での見極めはかなり難しいです。

ですが、少しでもおかしいなと感じたら吸いだしてしまえばいいのです。


肥料は多すぎるよりは少なすぎる状態の方が問題が少ないので、貧栄養気味が一番管理しやすい状態になります。

水草が吸収できる肥料分をたぷたぷギリギリでコントロールできれば一番ベストではありますがね。




さて、そんなわけで水草の不調の原因を探ってみました。

今回の考え方が必ずしも正しいというわけではない~~・・・というのは暗黙の了解として、当たらずも遠からずな対応ではあると考えています。

これが吉と出るか凶と出るかは本当に観察を怠らないようにするしかないとだけお伝えさせていただいて。

今回はココまでとします。
また次回の記事にて。
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  1. のんにゃりうむ より:

    うっしーさん、こんにちは。お返事いただいていたのに気づけずにすみません。
    今回の記事はまさにNature garden風ですね!実はNature gardenの主様の店が比較的近くなものですから、なんどかいったことがあります。
    そこで肥料の話を聞いていたのですが, 最近はあまりイニシャルスティックを使ってないらしいです。じゃあテトラクリプトとかカミハタスティック?ときいたのですが, 今はほとんどフローラプライドメインでいってますとの回答。イニシャルスティックは時間がたつと腐ってくることがあるともおっしゃってました。窒素やリンはたまーに、カミハタスティックのようでした。販売用の水槽にはギッシリいろんな水草がそこそこ元気に育っていました。生体は少し入っている程度でしたが, それでいっているようです。販売用なのでコケを出さないようにそうしているのかもしれませんが、あそこまでの達人になると私にはわからない感覚でされているのかもしれません。
    今は僕は, メインはカミハタスティックとテトラクリプト, 液肥は増岡ファームKと微量元素のものを使ってますが、無くなったらフローラプライドにするかもしれません。増岡ファームのものも自分的には悪くないと思っています。カリウムの液肥もpHを上げない成分ですし。
    実はいまは大磯エアレーション底面の水草水槽をリセットしているところです(調子は動画のとおりすこぶるよかったのですが, 雰囲気を変えようという理由です)。今回も大磯底面としていますが, 化粧砂も含めていろいろレイアウトしたので底面積がいままでの1/4程度となってしまって、このまま底面(F1に変更)のみでいけるか少し不安ではありますが、しばらくこのままやっていこうと思っています。
    長くなってすみません。思いのたけを書いてしまいました。またブログ楽しみにしております。

    1. 管理人 より:

      いやいや、趣味の世界くらい肩の力抜いて気楽にお願いしますv!
      そうかもしれません、水草育成の初期知識は吉野敏氏の「水草の楽しみ方」という本から得て、いろいろネットで調べるうちにNature gardenさんの過去のブログ「園芸研究記2」にたどり着きました。そこでの考え方を元に富士砂で立ち上げているので、もはや私にとってまことに勝手ではありますが水草師匠ですね。
      Nature gardenさんが近くとは、、、なんとうらやましい!1度でいいから水草購入と話を聞かせてもらいに行きたいと思ってはいるのですが、簡単にいける距離ではないのが残念です。
      肥料に関してはブログでフローラプライドを使用されていることは知っていたのですが、生の声が伝わるのはいいですね!
      大磯砂なのに、美しく花が咲いたような水草を育てられてて、私もあのレベルに達したいです。
      やっぱり、固形肥料だとカミハタスティックとテトラクリプトに落ち着きますよね。増岡ファームさん!東京のショップや個人で馴染みのお店でも使用されていて、使ってみたいと思いつつブログのネタ用にも自作の道に走ってます(笑)個人レベルでの仕入れが難しい微量要素の粉末などを溶かして自作された液肥ですし、使いやすそうです!
      ただ仕事の都合で毎日家に帰れないのがネックで、液肥主体の水槽管理に踏み切れずにいます。逆に言えば、固形肥料の埋め込みでもうまくできればそれが一番かなと、頑張ってます(笑)
      なるほど、あの水槽が今立ち上げなおしされているんですね。底面濾過の難しいところは濾過能力のコントロールと、レイアウト素材による水流などの流入量、低床材の減少などありますが、1/4程度は結構思い切りましたね!同じ底面水草アクアリストとして、結果がかなり気になります。
      ぜひ、これからもメモ代わりにでも思いのたけを書いてくださいね!
      私も頑張ってブログ更新させていただきます!

思いのたけを走り書き。