黄金比を使った水槽レイアウトの考え方。


どうも、おはこんばんちは。

管理人は素材や水草を単純化することで基礎を確認しやすくする方法を用いてレイアウトを組む手法をオススメしております。



今までの記事はこちらからどうぞ。
レイアウトを考える①
レイアウトを考える②
レイアウトを考える③



単純化すると、水草水槽の雰囲気はこんな感じです。


コレは本当に本格的なレイアウトを始めて組むといった方が、迷わないようにする指標のような物です。

つまり単純化するという考え方はいわば、具体的な素材や水草の配置を考えやすくするためにあるので、ここから大きく派生させる応用組みには向いていません。


結局のところ、素晴らしい水景を作り上げるには最終的にセンス頼みなのかといわれると、そんなことは決してありません。

それでは、この単純化するモデルでより派手でより自然美な水景を再現するにはどうすればいいか、記事に起こしていきたいと思います。



まずは具体的な水景を目指すために目標を定めたいと思います。

 

コチラを目標として、レイアウトを考えていきます。


まず皆様に説明しなければいけないのは黄金比という言葉になります。

黄金比とは、近似値1:1.618、約5:8の安定的で美しい比率とされる貴金属の一つです。 古代ギリシア以来「神の」とも呼ばれ、別名は、中末(ちゅうまつひ)や外中(がいちゅうひ)です。 貴金属の中でも最もポピュラーな存在です。
引用元:Logo Webマーケティングに 強くなるメディア


美術作品や古代建築など、大昔から黄金比を用いて作られた物は数多くあり、それらは誰もが美しいと感じるバランスが保たれています。

このバランスを誰もが簡単に再現できるのが黄金比と呼ばれている比率になるのです。


ここまで文字で考えると小難しく感じますが、順をおって画像で確認していけば簡単な内容なのでぜひ黄金比を覚えてください。



こちらは管理人がオススメしているガラス水槽60cm×30cm×40cmサイズのうち、水が入っている部分のみを抜き出した場合の画像になります。

この枠自体のサイズは横59.8cm、縦37.0cmになります。

つまり、レイアウトできない水槽のフチや水面の高さなどを考慮したサイズ設計というわけです。

(*昨今流行のテラリウムなどは概念がまた変わるので、今回は水中部分のみでのレイアウトを考えます)




それでは、黄金比を使った空間の作り方を説明します。

この赤枠はちょうど1辺が37.0cmの正方形でできており、これを先ほどの水中部分の縦ラインと合わせて配置すると水槽の底辺を約赤枠8:青枠5に分割してくれます。

よく分からないという方も、あまり難しく考えず1枚目の画像の長方形短辺と同じ長さの正方形を重ねてると考えてください。




次は緑枠の正方形を作ります。

こちらは先ほどの右側部分になった青枠の長方形の短辺と同じ長さの正方形でできています。

辺の長さは1辺約23.0cmです。

配置は必ず右上に作ってください。




次はオレンジ枠です。

右下に残った青枠長方形の短辺と同じ長さの正方形です。

なんとなく黄金比の作り方が分かってきましたか?




濃い青枠の正方形を作ると、これで青枠の部分はすべて大小さまざまな正方形で覆われてしまったことになります。




黄色枠で最後になります。

*この画像はペイントで作成しているので、手動でかかれた長方形と正方形の誤差で最後は約8:5のバランスが崩れてしまっていますが、今回は目をつぶってください。


この画像だけでもなんだかオシャレな現代アートの様ではないですか?


コチラに消失点を作ります。




すでに三角構図が見えますね。

このようにして簡単に消失点の位置を割り出すことができるだけでなく、低床の隆起具合なども大まかに分かります。


さらにペイントでは作成できないので画像がありませんが、黄金比と検索していただくと必ず出てくる曲線があります。

この曲線が水草やレイアウト素材の高さを決めてくれるので本当に簡単にバランスを作り出すことができます。



さて、これで黄金比は理解していただけましたでしょうか。

ここで思い出して欲しいのは当初の目標です。

「より広がりのある自然美な水景を作る」


はい。

この目標で黄金比を持ち出したのはわけがあります。

それは、黄金比は人間に対して広がりや奥行きを感じさせる作りができるという点が今回の目標にピッタリだったからです。

自然とバランスを取ってくれるので、自然美という部分までもカバーしてくれます。


センスのある人はコレを少し崩した配置にすることで、逆に印象付けたい場所を作ったりします。


また、黄金比は簡単に計算してくれるサイトがあるので、自力で難しい公式を計算する必要は一切ありません。

管理人はコチラを利用させていただきました。
黄金比計算 – 高精度計算サイト


いかがでしょうか、こうして分解して考えていくとレイアウトもセンスだけが頼りというわけではないことが分かりますね。

今回は右側三角構図になるように黄金比を使いましたが、コレを逆向きにしたり、反時計回りにしてみたりといろいろ試してみてください。


きっとコレだ!という水景が見えてきますよ。




最後になりますが、管理人がオススメしている水槽は60cm×30cm×40cmのガラス水槽です。

実は、こちらはレイアウトを組みやすい水槽でもあるのです。

先ほどの黄金比計算サイトで辺aを37(cm)と入力し、計算結果を見てもらえると分かるのですが、底辺が約59.8(cm)と出てきます。


一般的な60cm規格水槽60cm×30cm×36cmの水槽で計算してみてください。

底面と水面分-3cm分考慮で辺aを33(cm)にすると、底辺は約53.3(cm)となります。


つまり、水槽の底面よりも若干小さいサイズが適正レイアウトサイズとなってしまうのです。

この微妙な差が、実はレイアウトに慣れていない方には調節が難しくなる原因でもあると管理人は考えています。


もちろん、そういった誤差はかなり気にしなければ気付くようなものではありませんし、気付く時点でレイアウト初心者とはとてもではないですが言えないでしょう。

ですが、これから水槽を購入しよう、もしくは増設しようと考えている方はぜひ高さ40cmの水槽を購入検討に考慮してみてください。




皆様もレイアウトの悩みは尽きないかと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。

さて、今回はここまでとします。
また次回の記事にて。
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思いのたけを走り書き。

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