どうも、おはこんばんちは。
今回はおしゃべり回ということで、管理人が文字を書き続ける記事になります。
というのも、ブログを更新し続けるだけの画像を集め続けるという作業が実はこういった趣味のブログではもっとも大変なことなのです。
頭の中、自分の経験、手に付いた慣れ、これらを文字にして起こすと実はものすごい文字数を簡単に稼ぐことができます。
一方で画像となると、大きさは様々なれど、それ一枚で伝わる情報量が多いので、思っているよりも簡単に内容を伝えられます。
読者的には綺麗な水槽の画像がぽんぽんと並んで、うわーきれーっと言って去っていくくらいの方がいいのかもしれませんが、ブロガーとしてはこれは解せません。
ぜひ、私の書いた文章を読んで!
私の考えを知って!
なんて、欲望丸出しの文章を書いても、画像に注目されて素通りなんてこともしばしばです。
漫画でも、やたら文字を書き連ねてネタ的に扱うコマ割りがありますよね。
管理人は端から端までじっくり読み込むタイプですが、ああいった文字が多いページは飛ばしてしまうという方の方が実数は多いようです。
まぁ、いいんですよ。
いいんだね!いいんだよの精神で、やたらと長い文章をずらずら書いていきますからね。
と言うわけで、ここからが本題です。
水草の育つ低床を育てる。
はい。これまたなんとも地味なタイトルです。
世に出回っているアクア関係のブログは「こんな水景を目指して水槽立ち上げます!」や「こんなに綺麗な水景が完成しました!」や「コケまみれにしちゃいました・・・。ここから盛り返します!」なんて事が写真つきで更新されていると思います。
いやね、正直私もそういった水槽立ち上げ記事や綺麗でしょーって記事を書きたいところではあります。
ただ、一言言わせてください。
管理人が管理してる水槽は生物濾過補助システムを使っています。
このシステム、最初こそコケも発生しましたし、ソイルは使っていないので弱酸性質の水質になるまで水草も不調を訴えてきていました。
ですが、一旦安定してしまうとまぁ手間が掛からない。
(安易な自慢などではありませんよ。通販番組みたいな切り口で文章を書いてみようと思っているだけです!)
ぶっちゃけ、あんまり代わり映えしないんですよ。
このシステムを使っているのはふりむけばアクアの「駒草園」さんですが、こちらはアクアショップとしていくつもの水槽を維持され、それがすべてブログのネタとして扱えるという絶対的、圧倒的優位を持っているわけですよ。
管理人のようなレイアウト水槽は2つだけという環境では、まぁ水景に変化が無いわけです。
本来はいいことですがね。
綺麗な水槽を見て癒される。
最高じゃないですか。
ストレス社会で生きる現代人にとって、癒しとは、キュアとは、まさに誰もが欲してやまない至極の響きなわけですよ。
ですが、ブログを書く。
ただ、この一点においては問題があったほうが面白いですし、それを解決した方法などをネタにpart分けして記事を起こせばあっという間に数記事書けてしまいます。
あれ、なんの話をしていたんでしたっけ・・・・。
そうですね。
水草のそだlちゅだんsk
水草の育つ低床を育てる。
問題が起きないのならば、低床から堀り起こしましょう。
ほっといても育つなら、鳴かせて喚かせて、根茎からガタガタ言わせてやりましょう。
ということで、問題が起きない低床について語ります。
その前に、大前提として生物濾過補助システムを知ってもらいたいので、ぜひコチラの記事も読んでみてください。
・低コスト本格派水草水槽①はこちら
・低コスト本格派水草水槽②はこちら
・低コスト本格派水草水槽③はこちら
・低コスト本格派水草水槽④はこちら
この記事のように手を抜いて画像を入れないなんてことはしていないので、読みやすいと思います。
さて、水草にとって低床とはどういったものでしょうか。
巷ではバクテリアが~とか、通気性が~とかのたまわれていますが、そんな細かいこと管理人は知りません!
そもそも、その道のプロでもなければ、科学的装置を用いて理論的にこの低床がこの世のどの低床よりも最高の低床だ!と解明したわけではありません。
ただただ、人の話を聞いて、真似して、維持してみたら結果良かっただけのラッキーボーイかもしれません。
ですが、管理人が感じる、水草が育つ低床というのは、適度にデトリタスが溜まり、適度に肥料分が含まれ、適度に水が流れ込み、適度にバクテリアが住み着いている低床だと思います。
大変ざっくりですが、大体、この程度という基準は管理人が管理した経験から導いている結論です。
ですがそんなざっくりした経験に価値はありません。
そこで付加価値を与えることで読んでもらえるようにします。
はい、皆さん低床が水草になぜ必要なのでしょうか。
というのも、実は活着させる系の水草だけでなく、有茎草も低床に植えず、流木などに巻きつけて育てることができるのです。
もちろん、これはいわゆる活着ではなく糸などで無理やりくくりつけているだけですので、糸が切れればその場に定着させておくことはできません。
ここで疑問になるのは、低床に植えなくても育てられるのに、なぜみんな狂ったように低床に水草を植えているのかということです。
ここで役に立つ知識は園芸のなかでも、盆栽に代表される松に隠されています。
松はその根に菌根菌類をまとわせることで窒素やリン酸といった栄養素の吸収を手伝ってもらっていて、菌根菌はその吸収補助の代わりに松が光合成して獲得した有機物を栄養として分けてもらっているのです。
代表的なのは赤松とマツタケですね。
植物を引っこ抜いたときに太い根の周りにフワフワして細く綿のような根が付いている場合、実はそれは根ではなく菌類のコロニーだったりするわけです。
こういった共生菌はそこら辺の土にいくらでもいて、いろいろな植物の生長を手助けしている存在なので、水草の生長を助ける菌やそれこそバクテリアがいてもおかしくはないわけですよ。
そういった菌類やバクテリア類が低床という固定的で定着しやすい環境の中でたくさん繁殖し、栄養源を作ったり、水草が栄養を吸収する手助けをしていると考えると、フムフム低床の必要性が感じられてきませんか?
どう考えても、マツタケが流動している空中でニョキニョキ生えてくるわけがないですよね。
さらに付け加えるとすれば、低床の中に張り巡らされた根はフワフワして細く、低床の中の隙間を縫って生えていますよね。
さらにさらに言えば、活着性の無いはずの有茎草も引っこ抜いてみると、その根に低床の粒などがしっかりと付いてきますよね。
ここで糸などでくくりつけた有茎草の話に戻りますが、活着力のある種を除いて、くくりつけられた水草の根は総じてつるっとしてフワフワ感のない真っ直ぐ太い根が生えているのです。
水中根として有茎草の途中から生えてくる、見た目的にレイアウトを崩すと言って切られちゃったりするあの根も同じように太めで縮れたりせず、つるっとした質感で生えてきますよね。
このことから、水草は少なからず低床などに繁殖する菌類、バクテリア類の助けを受けていると思うのです。
結論。
水に溶け込んだアンモニアを亜硝酸から硝酸へと加工して、無毒にするバクテリアは、言い換えれば水草の栄養源を作る共生菌とも考えられます。
低床の通水を確保するのは、水槽の底が最底辺となってしまう水槽という限られた空間で、そういった菌類、バクテリア類に酸素を供給し老廃物を排出させるサイクルを作るための一循環であると考えられます。
あれ、結局のところ巷で言われていることは、やっぱり長年の大勢のアクアリストの汗と涙と三大栄養素の塊だったのかもしれませんね。
今までの数多くの魚と水草と肥料と水と。
菌とバクテリアとアクアリストに敬意を込めて。
こんな記事を書いてみました。
文字数3223文字。
あれ、画像有りの記事と文字数変わらない・・・・。
さて、今回はここまでとします。
また次回の記事にて。