ハイグロフィラポリスペルマの本気。

どうも、おはこんばんちは。


  新卒で就職した先は片田舎のとある会社。
地域的な規模で言えばそこそこ大きな会社ではあります。

 しかし、同期はたった一人です。 そんな同期が10月31日付けで一身上の都合により退社することとなりました。
もともと東京に22年住んでいた管理人は今の地域に友達がいないので、かなり寂しい気持ちになりました。    




そんなわけで今日も水草水槽に癒されています。  





さて、こちらは私の管理している90cmアフリカ水槽に植えているハイグロフィラポリスペルマの写真です。


薄っすらと赤みを帯びた頂芽、大胆に広がる葉、そしてそれら大きく生長した先端部に隠されながらも鮮やかなライムグリーンを維持する下葉。  

これほど簡単に育てられる水草であるにも関わらず、水草の根源的な美しさを表現してくれるこのハイグロフィラポリスペルマは本当に初心者にオススメしたい水草です。  


ただし、強靭で生長の早いハイグロフィラポリスペルマさん。

小さな水槽内でその本気を見るためにはやはりそれ相応の生育環境を用意しなけれならず、初心者の方にオススメだからと適当な環境で適当にほっといても育つんでしょ?位にしか認識されていないのが大変悲しくなります。


 


ちなみに、コチラが植えたて5cm程度のサイズ時の写真となります。
90cm水槽の底から現在は水面に達し、横方向へと侵攻している草姿は40cm程度まで生長しているということです。

  低床富士砂、底面フィルターでゆるやかな水流を送くり環境を維持する生物濾過補助システムを採用している管理人の水槽ではハイグロフィラポリスペルマの生長は週どころか日毎に表情を変えるほどです。


  さてさて皆さん。

ハイグロフィラポリスペルマに興味が湧いてきましたね?!

そうでしょう。  



そこで、管理人的ハイグロフィラポリスペルマをスターティングプランツとする立ち上げ時にオススメな環境をご紹介します。


  前提として、水槽サイズは60cm規格、低床は富士砂7kgを用いることとします。
(ソイルでは折角底面で低床を育てても一定周期で交換が必要となるからです)


低床内部に500g程度のピートモスをまぶし、木酢液等の酸性を示す液体を1リットル程度添加した状態で水質をかなりな酸性質に傾けた状態で立ち上げます。
また低床内部にはイニシャルスティックを規定量添加しておきます。


  ハイグロフィラポリスペルマは束売りでかなり安い値段で売られていることが多いので、なるべく葉が綺麗な黄緑で、穴が空いていたり、糸状コケが付着していない草姿を捜して買いましょう。

本数的には10本、15本程度あれば水槽内がにぎやかに感じるだけの生長を見せてくれます。

流木や石などの装飾品も3つ程度大きめで用意するとアクセントとなって水槽が映えます。 生体はできるだけ水槽がこなれるのを待ってから入れたいところですが、ヤマトヌマエビやミナミヌマエビ、オトシンクルスなどのコケ取り生体は初期の水槽内の環境を構築するために必要だったりするので、数匹単位で増やしていくといいかと思います。



写真は水草の種類が違いますが、立ち上げ初期はこのようにピートモスによって水が茶色く着色されてしまうかと思います。


ですが、実はこれがいい目測対象となります。

というのも、水換えを1週間に1回程度3分の1定期的に交換していると自然とピートモスが微生物やバクテリアに分解され、着色物質の減少とともに低床がこなれていきます。

そして着色が目立たなくなってきたらピートモスの有機質が分解され水草たちに吸収され始めたと判断できるので、随時固形肥料などを追肥していくという流れを勉強できます。


  ただし、注意が必要なのはあくまでもスターティングとして水槽を初めて立ち上げる場合を想定しています。

いきなり何年も育てた低床が手に入ることは稀だと思うので、擬似的にこなれた低床を再現し水草の育ちやすい環境を作るのがこの立ち上げ方です。


ピートモスの質、水草の量や水質への慣れ、バクテリアの繁殖具合などによってピートモスの分解よりも早く水槽内の栄養素が吸収され尽くしてしまい、頂芽や下葉の生長不良を起こしてしまうことがあります。

そういった場合は焦らず固形肥料や液肥を随時添加することで対処しましょう。

例として、頂芽が黄色く褪せる(ピートモスの影響でかなり判断が難しくなるので、一度抜き取って水槽の外で確認もありです)、生長点の葉がその下の葉よりも小さくなるなどを示した場合は窒素不足かと思いますので、カミハタスティック肥料を1本3個程度に切って低床に埋めます。

下葉が溶けてしまう、枯れる、茎だけになっていく、茎が細くなる、頂芽が白色に近くなる(ピートモスが~)場合はカリウム不足の可能性があるのでテトラクリプトなどの無機肥料を埋め込むと改善される可能性があると思います。


ただし、あくまでも経験則なのでおのおので判断していろいろ試してみてください。

コレが絶対に正解という回答がないのがこの趣味の醍醐味でもありますし、多少の判断ミスで消えてしまうほどハイグロフィラポリスペルマは弱い水草ではないのでドーンと構えて水草育成を楽しみましょう!  


また、ハイグロフィラポリスペルマを起点に低床を育て、そして美しく育てられるようになればもうかなりの種類の水草を育てるだけの環境が構築できているともいえるので、随時抜き差しして他の水草に切り替えていくのもありだと思います。

いきなりレイアウトを組むADAスタイルも好きですが、その都度低床を愛で、その上で踊る水草を眺めるのも一興かと思います。



さて、ハイグロフィラポリスペルマだけでこんなに語れるとは思ってもいませんでしたが、今回はここまでとします。
また次回の記事で。
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思いのたけを走り書き。