どうも、おはこんばんちは。
管理人の好きな有茎草って有茎草らしくないやつが多いなと、こうしてブログを書いているとつくづく感じます。
そんな有茎草の代表格、ハイグロフィラ・ラトナギリ。
今回は水上葉で栽培しているこのハイグロフィララトナギリをご紹介します。

不思議な形をした葉っぱです。
シダのような雰囲気を持ちつつ、群生している姿はヤシの木のようで覗き込むと南国にいるみたいな気分になります。
水中葉は赤、オレンジ、オリーブ、グリーンなどなどが混ざります。
その姿はとても美しく、このように美しい草が水の中で育つとは、と驚きです。
そういえば、野生下で繁茂しているハイグロフィラ・ラトナギリを見たことがありますか?
管理人どこで見たのか記憶が定かではありませんが、写真で見ました。
地面いっぱいに生えるその姿は、竹のようでもありました(笑)
あ、いまさらですが、この記事は管理人がいかにハイグロフィラ・ラトナギリが好きかという記事であって、育成関連はほぼほぼありません。
なぜなら、このハイグロフィラ・ラトナギリを水中で育てることが全くと言っていいほどできないからです。
・・・。
はい。
原因は分かっています。
この水草はフミン酸(腐食酸)たっぷりのブラックウォーターに近い水域で自生しています。
育成が容易な一般種へと落ちついたのはソイルの性能のおかげと言っても過言ではありません。
なのでというと終わってしまいますが、富士砂低床でうまく育てるにはかなりの技術と低床に蓄積した上質な堆積物が必要です。
というわけで、現在は低床育成中とだけしておきます。

可愛い葉っぱを覗き込んでグヘグヘしている人を、もし見かけたら「あ、HENNTAIだ」と”心の中で”思ってください。
重要ですよ。
声に出すと「そうなんだよ、この葉っぱはねぇ~!」と長いお話に付き合うこととなります。
ちなみに、水上葉は素焼き鉢にミズゴケを敷き、その間に茎を差し込んでおいた物が根付き、増えました。
水中と違い、水上での育成は本当に驚くほど簡単です。
たまに園芸用の肥料を与えてあげてください。
あとは放っておくだけで、竹が生えるようにニョキニョキ、ニョキニョキと生長していきます。
結構気持ちよく育ちますよ。
定点カメラで撮影し続けたら、きっと太陽がのぼり、一夜明ける間で生長を確認できることでしょう。
さて、今回はここまでとします。
また次回の記事にて。