どうも、おはこんばんちは。
今回は自作で水槽に添加する液肥を作って、長期的に使用し、水草の生長具合を観察していこうという不定期企画です。
アクアリストあるあるの一つに、どうにか安く簡単に市販で売られている商品に近い物を作れないかとやってみる、が上がると思います。
まぁ自作はアクアリウム趣味の一部だと思いますし、試行錯誤しているときが一番楽しかったりしますよね。
そんなわけで、液肥を作って自分の水槽でその効能を調べてみようと思い、今回の記事になりました。
さて、早速作っていこう!といいたいところですが。
今回、タイトルでは分かりやすく液肥と記入したのですが、水槽に液体肥料を添加していると水質などのコントロールが難しくなると管理人は感じます。
管理人は低床に添加する固形肥料で栄養分を管理するのが一番だと考えていますので、液肥はどちらかと言うとトリートメント液的な位置づけになります。
水草を急生長させるための肥料ではなく、あくまでも調子を崩させないように添加するトリートメント液です。
また、生物濾過補助システムを採用している管理人の低床は富士砂です。
ソイルを主体とした軟水弱酸性を簡単に維持できる低床を使用している方には今回のトリートメント液は無用の長物になるかもしれません。
これだけ、断りを入れさせていただきます。

用意する物は
・木酢液or竹酢液
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・漏斗
・計量器具(今回はスプーン)
です。
炭酸カリウムだけ入手先が限られますが、ネット通販か薬局によっては販売しているかもしれないので調べてみてください。
調べるの面倒!と言う方は上の広告から購入画面に進めます。
そのほかはホームセンターで安価に購入可能です。
さて、トリメン液を作っていきます。
一番重要なのは作り方よりも、各成分の濃度です。
どのアクアリストも液体肥料の濃度をどれくらいにするかを試行錯誤するのが大変なのではないでしょうか。
大切にしているレイアウト水槽を綺麗に維持したくて入れた液肥が、コケ大量発生の原因になってしまっては元も子もありませんからね。
そんな濃度ですが、今回は500mlボトルの容量を基準に設定していますので、そのほかのサイズで作成される場合は随時加減を行ってください。
各成分濃度
・炭酸カリウム5ml(計量スプーンで計量)・メネデール1ml
・竹酢液キャップすりきり5杯
を水道水に混ぜ込みました。

なんだか犯罪の臭いがする写真になってしまいますね・・・。
炭酸カリウムはこの程度の量なら問題ないとは思いますが、大量に水に溶かそうとすると化学反応で発熱するので注意してください。
また、水溶液は強アルカリ性なので肌などに直接つけないよう注意してください。
万が一付いてしまったら、慌てず擦らず、流水でしばらく接触部を流してください。

ちょっと移すだけでオシャレに見えるブランド力はさすがです。
木酢液は保存する水が腐敗するのを防ぐ目的と、酸化物質を水槽に直接添加することで富士砂低床の水槽内を弱酸性の水質で維持させる目的で添加します。
メネデールは言わずと知れた鉄分補給系自作液肥に必ずと言っていいほど登場する商品です。
炭酸カリウムをある程度水に溶かしてから、この2種を添加してください。
あとはシェイクして完成です。

今回は実際に添加して様子を観察するのが目的なので、作成した日付と容量を記載しました。
保存は室温で、暗所にて行います。
また添加は60cm水槽へ、量は毎日3プッシュ(1プッシュ1ml出るらしいです)行います。
この記事が投稿されている頃には添加開始から1週間経っているので、その後の経過観察記事は随時アップされていくかと思います。
*追加
自作液肥を作って、使う②
自作液肥を作って、使う③
自作液肥を作って、使う④
さて、今回はここまでとします。
経過観察をお待ちください。