自作液肥を作って、使う⑤


どうも、おはこんばんちは。

しばらく間が空いておりましたが、自作のトリートメント液をすべて使い切ったので新たにつくることにしました。



2ヶ月間使っていた自作トリートメント液はこちらから確認してください。
自作液肥を作って、使う④

さて使い切ったことでわかったことと、新たに試してみたいことが出てきたので、今回は内容を変えて液肥を作ってみようと思います。


今回主に試してみたい内容は、主要三栄養素の窒素、リン酸、カリウムのほかに必要とされている微量栄養素をいかにして水換えに頼らず補給するか。

また、今60cmストック&観察水槽の中で起こっている全体的な水草の減退感を払拭するにはどうすればいいかの実験になります。


コケも生えず、水は透き通り、魚は元気、ですが水草の新芽に勢いがなかったり、なんとなく葉に力がなかったりと不調とは言い難いが・・・状態を改善したいところです。




そこで、今回自作する液体肥料は少しだけ配合濃度を増やすだけでなく、新しい添加剤も導入することにしました。


まずは材料から。

・炭酸カリウム
・メネデール
・ハイポネックスハイグレード活力液
・竹酢液

以上4つを合わせて自作の液体肥料を作ります。



今回新しく導入するハイポネックスハイグレード活力液はネット検索にて微量要素添加においてよく使われているようなので、ためしに使ってみることとし
ました。

植物の生理的活性を高める15種類(鉄・カルシウムなど)の各種要素をバランス良く配合。
植えつけ、植え替え、日光不足、元気がない、花や葉の色を良くしたい時に効果的です。
※使用法 : 水にうすめて1ヵ月に2~3回与えます。
鉄・カルシウム・各種活力成分・ビタミン・高純度天然糖質配合 

と公式サイトが言っているので、そういった微量要素を含んでいるのは間違いなさそうです。

値段も450mlで700~800円程度ですので、決して高い買い物ではないのがうれしいですね。


各栄養素の配合割合です。

・炭酸カリウム 5ml
・メネデール 8ml
・ハイポネックスハイグレード活力液 10ml
・竹酢液 500ml

見てお分かりいただけるかと思いますが、今回は前回のトリートメント液として作成した低濃度液体肥料と違い、濃度を高めて作成しています。

特に、今回初めて入れるハイポネックスハイグレード活力液を50倍希釈で採用しました。


理由としては、添加量をコントロールできるのが液肥のいいところなので、今回はプッシュ数を都度水草の様子を見ながら変更することにし、濃度を濃い目にすることで効きをよくする狙いがあります。

濃度が濃いのであれば毎日添加をやめたり、一度に添加する量を減らしたりできますし、濃度が薄いのであれば毎日添加したり、添加量を増やしたりして対処します。


こうすることで毎日ただただ添加すればいいやという状態から、しっかり観察して様子を探ることで少しでも知識として蓄積できる量が増やせればという考えです。



作成したての液体肥料は物凄くあわ立ちました。

水で薄めるのではなく竹酢液で希釈したことも今後どのように影響してくるか、しっかり観察していかなければいけない要素の一つです。


注意点として、作成直後はふたを閉めず気体が抜けていくように1日冷暗所で保管してください。

炭酸カリウムが溶け出す過程で膨張し、最悪容器が破損する可能性もあり危険なのと、さて添加するかと言うときに噴射する勢いが出すぎて意図せず大量に添加してしまったり、吹き出た液体が皮膚に付いたり目にはいることで悪影響を与えてしまうことがあります。

安全に考慮された製品だとしても、化学薬品を扱っているんだという意識を持って、自身を守るための防衛措置はしっかり身に着けて望みましょう。




ここからこの60cmストック&観察水槽はどのように成長するのか。

しっかりと水槽内の様子を観察しながら、液体肥料を使っていきます。


さて、今回はココまでとします。
また次回の記事にて。
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思いのたけを走り書き。

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