エンゼルフィッシュの不調②。


どうも、おはこんばんちは。

先日、エンゼルフィッシュが追い掛け回された結果、流木と水草の隙間に挟まってしまいヒレなどがひどい状態となってしまったと報告させていただきました。


前回はこちらかたどうぞ!
エンゼルフィッシュの不調。
今回はそんなエンゼルフィッシュたちのお話です。


事件発生の翌日、隔離ネットの中でぼーっとしていたエンゼルさんは代わり映えしませんでした。

しかし、よくよく見ていると凄く感動的な状態になっていることが分かりました。




はい、写真だと分かり難いかもしれませんが、隔離ネットの中にいるのが追い掛け回すエンゼルさんです。

外にいるのがヒレを痛めてしまったエンゼルさんです。


なんとヒレを痛めたエンゼルさんはエサの時間以外、ずっとこの隔離ネットの側で付かず離れず漂い続けているのです。

時には気遣うようにネットをつつき、ネットの下、反対の位置などなど隔離エンゼルさんを気にしている様子が観察できました。


本当に”エサの時間以外(笑)”ずーっと一緒にいます。

もともと、ホームセンターの同じ水槽内でブラックエンゼルフィッシュとして販売されていた個体だったので、きっと兄弟なのです。

通常時は一緒に泳いでいる姿を見ていたので、隔離しても姿が見えていればやっぱり側にいたいんでしょうね。


そもそものヒレを痛めてしまった理由も流木と水草の隙間に挟まってしまったのが原因であり、ひどいいじめがあったためにダメージを追ってしまったわけではないのです。

少しかわいそうではありますが、これもお互いがうまいパワーバランスでこの先も長生きしてもらうための対策なので少しの辛抱です。




さて、「魚 感情」で検索すると様々なサイトがヒットします。

中には正直作り話だろといった内容も含まれていますが、動画や写真が残っている記事などもあり、それらを見ているとふと思うことがあります。


お魚さんにも立派な感覚や人間の”感情”に近い物が備わっており、それは種を守る本能の一部なのではないかと。


人間が人間を愛するのは、人間以外の種への強烈な感情が発生すると子孫を残せない危機になるため、それを回避する本能として備わっているから、という考え方があります。


例えるなら、40代の独身者が犬を飼ったら一生独り身になりやすいなんてイメージがあると思います。

このイメージこそが他種への感情危機です。

人間は人間を愛するがゆえに、人間として種を守ることができるのです。


この考え方はなにも人間だけに備わっているとは、到底考えられません。

なぜなら、種を守るという概念の優先度でいえば、野生下で生きる生物全般の方が圧倒的に優れているのは自明の理だからです。


魚には感情がないという人がいます。

それはそうです。


感情と言う概念、言葉は人間が作ったものであり、それは人間にのみ適応できる代替物以外のなにものでもありません。

だからお魚さんにはお魚さんの”感情”という概念が存在し、その存在があるがゆえに、追いかけられても側にいるし、傷ついている仲間を見つけるとどうにかしようという行動にでるのではないでしょうか。


そして、お魚さんにも個体差があります。

相手を傷つけたまま無視する人がいるように、誰にでも気を使って笑顔を振りまく人がいるように、人にも個体差があります。


いきなり見ず知らずの他人を相手に、全身全霊を込めて助けたり、なにかできないかと必死に考えて行動する人は少ないでしょう。

でも、いつも身近にいる人がちょっと困ったなといっただけでも、なにかできないかと考え行動するのが人間の行動です。


同じようにお魚さんにだって赤の他魚、大切な魚の区別がある可能性は大いにあります。


こうして考えると、管理人はお魚さんと呼びたくなるのです。

言葉は人間の作ったものですが、気持ちは伝わるのではないかと思っています。




なんだか抽象的で、小難しい話をしてしまいましたが、シンプルにまとめるのならばこうなります。

お魚さん可愛いな!これからも元気に水槽内を彩ってくれ。


さて、今回はここまでとします。
また次回の記事にて。
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思いのたけを走り書き。

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