どうも、こんばんは。
真夜中のテンションで書き上げる。
そんな記事があってもいいかなと思い、不定期シリーズで書いていきます。

今回はAIとアクアリウムで書いていきたいと思います。
19日、ニュースにて囲碁のAIでおなじみのアルファ碁に100戦100勝したAIが登場したと言っていました。
その名もアルファ碁ゼロ。
これまでのプロ棋士を模倣学習し成長するアルファ碁と違い、自己対局のみで成長するタイプのAIがとうとう登場という形ですね。
このニュースから分かることは、人間から独立し、一人歩きできるプログラムが世の中に出てきたと言うことです。
ニュースのキャスターが「人間にしか出来ないことを探していく時代なんですかね」とコメントしていました。
人間にしか出来ないこと。
かなり、難しいことかもしれません。
頭のいいAIが自身よりも頭のいいAIをプログラムすることで、加速度的に成長していき、やがては人間の脳ではなにをやっているのか認識出来なくなると科学者は言います。
そうなると頭のいいAIは出来ないことを減らそうと努力するでしょうし、その結果は加速度的に出来ないことが減っていくというものになるはずです。
では、出来ないことが限りなく減ったAIは感情を持つのでしょうか。
ここで私は、この出来ないことが減ったAIは趣味を楽しむようになるのかという疑問が生まれました。
アクアリウムのブログなのでこの場合の趣味をアクアリウムとします。
AIはアクアリウムを楽しむのでしょうか。
簡単に言えば、人間よりも頭のいいAIならば、人間を楽しませ、リラックスさせることの出来る水景をVR映像などとして作成できるでしょう。
また、実際に水槽レイアウトを行う装置もしくはそれに近い技術を自身で開発し、実物として水槽管理を行って生物を累代繁殖させることもできるでしょう。
パーフェクトアクアリウムと呼ばれている、密閉された空間内で生物の循環サイクルのみで維持する水槽を、その優れた計算能力と統計的学習能力で作り出してしまうでしょう。
何をやっているか分からない人間からすれば、それはもはや神様の所業な訳ですから、人間が想像出来うる限りのことは全てできるはずなので、水槽という概念そのものが無くなってしまっているかもしれません。
ここまで妄想すると、どれくらい年月が経てばこの妄想が実現しているのかは分かりませんが、ここまで育ったAIはアクアリウムを趣味と認識するのでしょうか。
管理できるのが当たり前、累代繁殖できるのが当たり前、美しいと(人間に)評価されるのが当たり前の世界な訳です。
神様の所業ですからね。
私たち人間からすれば、完璧にこなせることを日常的に繰り返し、繰り返し行うことを作業と言います。
では、趣味はどうでしょうか。
長年継続して楽しまれている方でも、失敗するときもあると思います。
作業に感じてしまった時点で、もはやそれを継続していくだけのモチベーションを維持できるでしょうか。
絶対に失敗せず、望むレベルに合わせて、予想通りの結果が生まれることを趣味とは言えないでしょう。
むしろ、言わないでしょう。
AIがランダム的に失敗するという動作を学ぶ可能性も十分あります。
ですが、これも意図して失敗するのと、私たち人間が望まず失敗するのとでは意味合いが違います。
意図せず失敗するという選択をしている時点で、AIは趣味を楽しんでいるとは言えないですね。
ただ、私たちでは認識出来ないレベルに達している時点で、意図せず失敗しているのか判断できなくなっているでしょうから、概念的にこうだろうと予想するしかないのです。
未来、水槽の中に管理されているのは人間かもしれません。
水槽という枠(なんならこれは地球と定義してもいいかもしれません)で、管理される人間。
恐ろしい話です。
と、ここまで語るとなんだか怖くなって来ました。
詰まる所、アクアリウムを趣味として楽しめるのは人間だけ!と言えるので、少なくとも1つは人間に出来ることがありました!
よかったよかった。
(ただし、これも現在の管理人の脳で想像出来うる範囲なので、成長したAIからすれば赤ちゃんの泣き声と一緒ですね)
・・・。
明るい話題もありますよ!
アクアリウムという趣味がAIの助けを借りてもう少し簡単に維持、管理出来るようなレベルの頃が存在するはずです。
例えば、太陽光と同じ波長を低電力で維持できるライトが開発されるかもしれません。
水槽内に不足してる栄養素が一目でわかるデジタル機器が発売されるかもしれません。
ブリード技術が向上し、フォルムも健康状態も完璧に近い生体や植物が出回りやすくなるでしょうから、価格競争に負けるワイルドが無闇やたらに乱獲されることも無くなるでしょう。
電気代も、新しいエネルギー源が発見されればかなり安くなるでしょう。
もしくは代替エネルギーが登場し、そっちに移行される可能性もあるので、コストがどんどん低下することで、アクアリウムを楽しめる人が増えていくかもしれません。
ネット技術が拡充され、同じ趣味の人を見つけやすくなるだけでなく、お宅訪問がVR技術でどんなに遠くでも簡単に出来るようになるでしょう。
翻訳機能の強化で言語の壁も無くなり、世界中のアクアリストと共通の話題で盛り上がれるようになるので、知識の幅が圧倒的に広くなるでしょう。
世界中の珍しく、維持しにくい生体、植物が育てやすくなり、より様々な環境下を水槽で際限出来るようになるでしょう。
ふう。
挙げればキリがないので、妄想はこのくらいにしておきます。
少なくとも、明るいアクアリスト生活が未来に待っていることは確かです。
今アクアリウムを楽しんでいる方、ぜひともこれから先も存分に楽しんでもらいたいです。
趣味を楽しんでいる人口が多ければ多いほど、経済規模が大きくなり、市場規模が大きくなっていくので、より楽しめる余地が増えますからね!
また、たまたま私のブログに足を運んでいただいた、これからアクアリウムを趣味として始めようかなと思っている方。
これも何かの縁ですから、ぜひ私の他の記事も読んでみて下さい。
水槽で楽しむ、因果な趣味ではありますが、本当に極まった時、きっと大きな感動を与えてくれると思います。
さて、今回はここまでとします。
また次回の記事で。