真夜中の水槽談義⑤

どうも、こんばんは。

真夜中のテンションで書き上げる。

そんな記事があってもいいかなと思い、不定期シリーズで書いていきます。

水槽を管理していると、管理者の手癖などが如実に現れますよね。

水換えで心洗われる人、コケが多少生えてるくらいが雰囲気出て良い人、ピュアクリアウォーター信者、ブラックウォーター信者、水槽周辺機材をガチガチに固める人、エアレーションとライトくらいの簡素な設備が好きな人。

こういった癖が出るからこそ、それぞれの水景が生まれ、そして維持され、そこに新しい生態系が出来上がっていくわけです。

そうしているうちに、そんなことが水槽内で起こるのか!!みないたことに遭遇したりします。

よくあるのはスネールの突然発生。

たまーに見聞きすることで水草に付着していた卵が孵り見知らぬ稚魚が泳いでいた。

管理人の中でそんなことある?!みたいな出来事は、以前のアパートにて90cm水槽に車軸藻類が勝手に生えてきたことですね。

それもそこそこなペースで生長し、とってもとっても増えていくくらい馴染んでいました。

実は今もボトルの中でひっそりとではありますが、その車軸藻類は生きています。

さすがにボトルの環境だと大繁殖はしませんが、捨てるに忍びなく、増やすは多すぎましたのでちょうど良く維持できています。

もう一つ、ココ最近でおお!凄いなと思った出来事があったので、今回紹介させていただこうと思います。


先日90cm水槽の水草を様子見で何種類か増やしたのですが、そのうちの1種類にミリオフィラムsp.オレンジ(ローライマ産)があります。

そのミリオフィラムはチャームで水上葉で買ったのですが、4本のうち1本を30cm水槽に植えていました。

この30cm水槽に植えたミリオフィラム。植えてからしばらくすると脇芽として水上葉が生えてきたのです。

おや?と思っていたのですが、そのまま経過観察していると次第に脇芽が大きくなっていきました。

普通だとここで生えてくるのは水中葉かと思います。

本当に不思議だったのですが、結果を知ると本当におお!となりました。

そうなのです。

その脇芽として生えてきた水上葉が分離し、水面に漂うかのように浮き上がっていたのです。

しかも、しっかりとした葉の大きさと根もそれなりに生長した状態で分離し、水面に漂う部分の葉には気泡が着いて沈まないようになっていました。

ここで、管理人はミリオフィラムが突然の水没で消滅してしまわないように、遺伝子をこの浮葉的な脇芽に託して分離したのではないかと考えました。

そうとしか思えないほど、綺麗に水面を漂っていました。

もちろん、水中に沈んでいる親株が溶けたり、葉を崩したりしているわけではないので自然に取れてしまったとは考えらませんでした。

川辺に生えることを選択した植物なので、水中葉としても生長できるし、水上葉としても生きられるわけですが、あまりに突然の環境変化へは適応ではなく逃げる選択もできるんだなと感嘆の一言です。

ああ、自ら動くことが出来ないと勘違いしているのは人間の方で、植物たちはこうして動き、考え、世代を重ねているんだなと。

この脇芽はそのまま水面に出しておいてもと思ったのですが、折角なので水上葉管理水槽の鉢にそっと置いておきました。

今後、これが成長していけば、やっぱりだなと余計に楽しみです。

というわけで、今回は余談的な記事にしてみました。

このシリーズも本当に久々に書いたのですが、思っていることを適当に書くだけなので楽しいですね。

ブログなんて個人の楽しみなんだから、もっと気軽にポンポンと記事を増やしたいですね。

さて、今回はここまでとします。

また次回の記事にて。

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思いのたけを走り書き。

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