気温もぐんと下がり、木々は紅葉し、風はキリッと冷たくなりました。
そう、冬の到来です。
寒さに打ちひしがれ、布団から出られなくなる日々が続きます。
そして冬の寒さと切っても切り離せないのが乾燥です。
空風が吹くようになり、落ち葉がカサカサという頃には肌がピシッと痛む乾燥に悩まされることでしょう。
皆さんはどういった対策をされますか?
保湿クリームを夏場よりも入念に塗ったり、水分補給をこまめにするようにしたり、加湿器を使って部屋の湿度を上げたり。
はい、ここでストップ!
加湿器を皆さんは使われますか?
電気の力で水を温めたり、細かいミストにして空気中に拡散することで湿度を保つ機械、加湿器。
乾燥しがちな室内に潤いを与え、喉や肌を守る家電ですね。

安い物では2000円代~、高いものであれば数万円なんてざらといった幅の大きな家電ですが、その目的は空気中に湿度を追加するという物です。
皆さんここまで書けば分かりますね。
水槽は十分加湿器としても機能します!
とりあえずコチラを見てください。

管理人が使っているEMPEXの温湿気圧度計です。
そこまで高価な品ではありませんが、見た目や精度など大変満足しています。
さて、その温湿気圧計では部屋の気温はおおよそ20度

コチラが湿度計で、56~58%の間でしょうか。
温湿度計Q&A – エンペックス気象計
こちらの情報によりますと、人間が冬に感じる快適な温度は20~22度、湿度は40~65%とのことでしたので、今のこの部屋は大変快適な状態といえます。この部屋には合計4つの水槽を設置しており、そのうち3つにはヒーターが入っています。
締め切ると他の部屋がキリッと寒く感じるような状態でも、ほのかに暖かさを感じるほど気持ちのいい部屋の状態を維持できます。
これを聞くと、結局たくさん置かないと意味無いと思われるかもしれませんが、ここで中学の理科を思い出してください。
飽和水蒸気量という言葉を習いましたよね。
難しいことは省きますが、用は部屋の温度によってそこに含まれる水蒸気の量は決まっていて、無理やり水蒸気を増やしても結露してしまい空気中に含まれる水分は変わらないのです。
なので、たくさん水槽があると飽和状態になるのが早いだけで、水槽1つ置いてあってもそれほど湿度に差は出ないのです。
目安としては6畳~10畳の部屋にヒーターの入った60cm水槽1つあれば十分快適な湿度を保てます。
加湿器として奥さんのお肌を守れる。
そういって説得してみるのもいいかもしれませんね。
高い加湿器を買うなら、水槽の設置も考えて見ませんか?
水草水槽、総額いくらで立ち上げられる?
こちらの記事で総額計算してみたので、ぜひ読んでください。
さて、今回はここまでとします。
また次回の記事にて。