どうも、おはこんばんちは。
以前こちらの記事で無加温の金魚水槽へハイグロフィラポリスペルマを植栽したとご報告させていただきました。
金魚水槽に植えたハイグロフィラポリスペルマの現状。
今回はその後の報告記事となります。

ガラス面のコケはとても大切な要素です。
金魚水槽ではこのガラス面のコケこそ金魚の自然な色揚げ&栄養源であり、余分な栄養塩を濾し取る濾過層ともいえます。
と、今回ご報告したい内容と脱線してしまう前に話を戻します。
大磯砂の低床にハイグロフィラポリスペルマを植栽してから1ヶ月以上が経過しようとしています。
この水槽に移した当初の葉はコケにまみれてしまいみすぼらしくなってしまっていますが、新たに生えてきた新芽にはコケも付かず瑞々しいライムグリーン色をしています。
水温はとうとう12度~14度程度で推移するようになり、寒さの第二段階に突入したといえます。

上見だとこのような感じで、まるで空中を泳いでいるかのような透き通ったキンキンの水になりました。
この写真で90cm水槽で育っていたハイグロフィラポリスペルマはどの部分までで、金魚水槽で生えたのはどの部分かはっきり分かります。
明らかにコケに負けている部分と、ライムグリーンが美しく育っている部分とに分かれており、その面積はライムグリーンが優勢といったところです。
特に太陽光の力は偉大で、通常だと水槽照明が設置されていて光に当たりやすい頂芽部分から新しい脇芽が生えてくるのですが、太陽光が低床までしっかり差し込むこの水槽では低床から脇芽がワサワサと生えてきます。
なので、一見するとハイグロフィラポリスペルマが前景草のように地面を這っているようにすら見えます。
太陽光に合わせて進化した植物を育てるには、やはり太陽子にはかなわないことが本当に良く分かります。

そういえば、90cm水槽で勝手に増えた謎の水草が余りにも繁殖しすぎたのでこの金魚水槽に移しました。
ちょうど左上に移っているのがそうです。
もう明らかにマツモではなく本当になんだか分からない種類ではありますが、無加温のこの水槽内でも盛大に成長しています。
なんだったら太陽光に当たり気泡すらまとっているときがあります。
金魚ーズはたまにつついているのは見かけますが、食べているのか分からないほどに増えています。

無加温でハイグロフィラポリスペルマは育つのかと合わせて、金魚ーズはこの葉を食べるのかどうか観察していたのですが、やはり大食漢金魚ーズでした。
最初こそ見向きもしませんでしたが、新しく生えてきた新芽をバリバリと食べている個体をココ最近見かけるようになりました。
その一方である程度の大きさになったハイグロフィラポリスペルマは葉が硬くなる為か、食害されることなくそのまま育ちます。
バランスよく育っている株と食べられている株があるので、このまま水槽自体が崩壊しなければ水槽ないで自然に増えつつ、金魚ーズのエサになってくれると思われます。

なんにせよ、引越し以来白にごりに悩まされていた金魚水槽がここ数週間でキンキンの美しい水を維持できるようになったのが何よりです。
ハイグロフィラポリスペルマの栄養塩吸収能力も大きく貢献してくれていることでしょう。
一度立ち上がった底面濾過水槽の水の透明度は本当に澄み渡るという言葉がピッタリとはまります。
その中をわちゃわちゃと泳ぐ金魚ーズを見ているのは癒しの時間です。
金魚はその飼育スタイルからベアタンク水槽で飼われていることが多いですが、このように低床を敷いて水草を植えるとその茎や葉に引っかかって寝ている姿を見ることができたり、その葉をつつくアホ可愛い姿を見ることができます。
ぜひ、低床を引いて水草と金魚を育ててみてください。
可愛いですよ本当に。
さて、今回はここまでとします。
また次回の記事にて。