どうも、おはこんばんちは。
先日東京に行った際に購入してきた水草を植栽し、経過を観察しています。
植栽以前の記事をまだご覧いただいていない方はこちらからどうぞ!
カップ育成水草追加。
中級種・難種の水草を追加。
水草植栽、人はなぜ水草を植えるのか。

植栽直後はこのように右側のエイクフォルニアディバーシーフォリアが大量繁殖しており、景観的にも、そのほかの水草の生長などにも影響が出てきたのでばっさりと植え替えを行いました。
植栽している水草の種類に変更は無く、水槽内で植栽場所を変えました。

はい、かなりすっきりさせました。
エイクフォルニアディバーシーフォリアは頂芽から10cmは草体を取れるものを1本とするならば、34本取れるまでに生長していました。
購入時は3本だったので約11倍という繁茂ぶりです。
ロタラ類もトリミングし、挿し戻しなどを行っております。
ポタモゲントンガイーは親株を残しつつ、ランナーが大量に伸びていたのでそれらをカットしました。
これだけの整理で相当水槽内のバランスを整わせることができました。

こちらが植え替え後2日目の写真になります。
アンブリアの生長は本当に早いのですが、現状のCO2濃度、肥料共にあっていないと感じています。
もう少しCO2は絞って、固形肥料も液肥も添加量を増やして育てたほうが、もっと節間の詰まったモフモフの姿を見せてくれます。
他の水草とのバランスが取りにくいアンブリア。
レイアウトで他の水草と合わせて綺麗に生長させられる方はすごい技術の持ち主と言って差し支えないです。

カップ育成のラージパールグラスが水中に馴染み始めています。
小さな葉から少しづつ大き目の葉に育ちつつ、水面へ向けて伸びています。
半水中育成に近い状態に育つカップ育成は、水中適応が早いので安心して経過観察していくことができ、失敗してしまうことを考えると心とお財布に優しいです。
ストロジンspも元来生長が遅いことを考慮しても順調に新芽を出してくれているので、今のところ導入はうまくいっています。

小さいアルアナの夕焼けも頂芽に色が乗り始めているだけでなく、若干ではありますが縦にも伸び始めています。
見た目と色で他に代用のきかない水草かもしれません。
石を使っている水景レイアウトにも生長という点で全く問題ないので、使いやすさも抜群です。

ルドウィジアオバリスことミズユキノシタもぐんぐんと生長しており、その淡い美しさを存分に味わせてくれています。
そういえば、この写真で大きいほうのアルアナの夕焼けが写っていますね。
なんだか、大きいほうのアルアナの夕焼けは毎度他の水草と抱き合わせような形でしか写った写真がありません。
しかし、小さいほうとは比較にならないほど綺麗な茜色に染まっています。
この茜色という表現ができる水草は他にありますかね。
どちらかと言うとレッド!という色合いに育つ水草が多い中、日本人の侘び寂び感を表現してくれる水草ではないでしょうか。

ミズユキノシタの色飛びを極力抑えるように写真撮影してきました。
ミズユキノシタだけは肉眼で見た色に近いのではないかと思います。
水中葉の頂芽がしっかりととしたサイズで出てくるので、これも導入成功といえるのではないでしょうか。
左下の株は親株の生長がかんばしくありませんが、その分根元から脇芽が自然と吹いているのでそこが生長してくるのが今のところの楽しみです。
あとは草体全体が水中葉化してくれれば、トリミングと挿し戻しで株数を増やしていけるのですが、そこまで生長するにはまだ時間がかかりそうです。
下葉が水上葉で痛みが出始めているのもうまく処理していかなければいけません。

ロタラマクランドラは少し調子が悪いかもしれません。
頂芽のサイズがかなり小さくなってしまっているので、肥料の追肥タイミングを失敗したかもしれません。
増やすべきなのか、まだ根付けていないので様子を見るべきなのか、育成が難しいだけに慎重になってしまいます。
とりあえず、液肥の量を3プッシュから5プッシュに増やして対応しています。
頂芽に元気が戻ってくる場合は液肥の量を3プッシュに戻して低床へ固形肥料を追肥、変化がないようであれば5プッシュのまま経過観察していこうと考えています。

と言うわけで、こちらがもっとも直近の様子です。
さて、今回はここまでとします。
また次回の記事にて。