どうも、おはこんばんちは。
みなさま、アクアリウム生活を満喫していますでしょうか。
美しき水景を眺め、自身の水草育成テクニックにウットリしていますでしょうか。
管理人は名前を呼んではいけないあの”コケ”に悩まされています。
時には水草を蹂躙し、時には器具類にまとわり付く。
そう、黒髭ゴケです。
「その名を呼ぶな!」とアクアリストの皆様に言われてしまいそうな、水槽内の厄介者ですが、水槽立ち上げ初期のころに管理人も出してしまいました。
それでも、水草自体には付着することなくこれまで共存できていたので見て見ぬフリを続けてきました。
しかし、それも終わりです。

対策は定番の木酢液(今回は在庫のある竹酢液)を使用して、低PHによるペーハーショックで黒髭ゴケを攻撃しようと思います。
そういえばよくネットで目にする木酢液攻撃では、黒髭ゴケは枯れて赤くなるといわれているのですが、管理人は今まで木酢液で黒髭ゴケが赤くなるのを見たことがありません。
以前外部フィルターを使用して水草水槽をやっていたときは、パイプ類やガラス接合部のシリコンに黒髭ゴケをたくさん出していました。
やはりよく言われる水流の強い場所に生えやすいというのは本当のようで、生物濾過補助システムの底面フィルターパイプに黒髭ゴケは付着していました。
また、付近から垂らしているヒーターとサーモスタットの温度計コードにもフワフワと可愛らしく付着。
どんなにフワフワでも付着した黒髭ゴケは許してはいけません。

今回は水換えなどを伴わないので、コード類は引っ張り出せるだけ引っ張り出し、竹酢液を吸収させたティッシュでくるみます。
竹酢液などで枯らす手段のメリットはやはり、水槽内に多少混入させてしまってもなんら問題が起きないところでしょうか。
何リットルも注ぎ込めば生体へのダメージは計り知れませんが、ティッシュが吸える程度の量であれば水槽に直接添加しても問題ありません。

通常の市販された底面フィルターであれば画像のように、パイプが二つに分離するようにできているかと思います。
パイプ②よりも低床が厚くなってる場合は厄介ですが、通常はそれほど高くはならないでしょう。
生物濾過補助システムでの水流は主に上部分が波打つ程度に抑えているはずなので、黒髭ゴケが精力的に付着するのはパイプ①になります。
実際、管理人もパイプ①には付着が見られましたが、パイプ②は見える範囲で付着は確認できませんでした。
こちらは取外せる場合、そのまま竹酢液を掛けてもいいですし、同じようにティッシュに含ませて貼り付けてもいいです。
あとはパイプの種類によってはカッターなどの刃物でこそげ落としてもいいでしょう。
外部フィルターのパイプを掃除するのと同じ要領で十分掃除できます。
竹酢液で攻撃後は静かに水槽の中へ戻しましょう。
皆さんも静観と介入、アメとムチをたくみに使い分けて、アクアリウム生活を楽しんでくださいね。
ところで「生物濾過補助システムとは?」という方はこちらをどうぞ!
・低コスト本格派水草水槽①はこちら
・低コスト本格派水草水槽②はこちら
・低コスト本格派水草水槽③はこちら
・低コスト本格派水草水槽④はこちら
それでは今回はここまでとします。
また次回の記事にて。