ブリクサショートリーフの根元。


どうも、おはこんばんちは。

皆さん、本日も水草水槽に心洗われていますでしょうか。


たかが植物、されど植物。

そこにただ生えているだけで、時には折られ、時には千切られ、時には伐採され、されどそこにただ生える。


現代社会の急速で圧倒的な成長スピードは、管理人からすればなんとも残念でなりません。

もっと、ゆったりのんびり、ゆるく楽に生きる方法なんていくらでもあるのに、世の中の経済至上主義に人間が翻弄されるその流れそのものに、結局のところ介入せざるを得ないのが世の常です。


もちろん、良い面もたくさんあります。

悪い面とどこまで折り合いをつけて生活できるか、すべて”中道”です。


少しだけ仏教をかじってみるのも、心が豊かになることは確かです。

もちろん、キリスト教もイスラム教も、そして水草教も!


さて、そんな心の病み気味な管理人はクリスマスイブの日、仕事で夜勤を終え帰宅したその足で90cm水槽に生えているブリクサショートリーフの根元を観察しました。



複雑に絡み合う根。

こんな姿をしているのに、有茎草。

結構面白い生態をしているにも関わらず、昨今はレイアウト素材として中景を彩る一般種代表の水草です。


背丈が10cm~15cmまでにしか伸びない水草で、レイアウト素材として重宝されるこの水草ですが、自然界においてなぜこんなに小さくまとまる姿に進化したのか。

本来であれば、姿を大きく、より日光を浴びやすい姿に生長することで地域を支配するのが植物の生存競争です。

なので水中で生活するのであればなるべく水面へ、地上で生活するのであればなるべく空へ向かってドンドン伸びていく物です。


しかし、ブリクサショートリーフはそんなことはどこ吹く風。


私が生きたいように育ち、生きたいように広がればそれでいいのよ!

レース生地をあしらった、一見挑発的ともとれるライムグリーンのドレスをまとい、熱帯魚にエスコートされた貴婦人が語りかけてきそうです。


さぞかし多くの人々が、その自由奔放な性格と品位に満ちた姿を水槽の中に取り入れてきたことでしょう。

そのくせ、育ちは牧場で太陽をサンサンと浴びて育ったかのような剛健さを持ち合わせているのです。


っと、話がどんどんと妄想になってしまっていますね。

とにかく、この一般的な中景向け水草代表格のブリクサショートリーフですが、管理人の水槽内で最も古株のマザー株がさすがに大きくなりすぎているのでそろそろトリミング時かなと伺っています。

ただ、管理人的にハサミを入れるぎりぎりを見極めることができておらず、たびたび脇芽を溶かしてしまったりしているので不安があります。


まぁ、そんな管理人の心配をよそに植えられた場所で育つ水草を眺めていられるような、そんな水槽に育ちつつあるので、思い切ってトリミングあるのみかなと・・・。




一度引き抜いてから揉み解くか、ハサミで部分的にトリミングを施すか。

ブリクサショートリーフのご機嫌を伺いつつ、やるしかないですね。


さて、今回はここまでとします。
また次回の記事にて。
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思いのたけを走り書き。

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