どうも、おはこんばんちは。
みなさんは1/Fのゆらぎという言葉を一度くらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか。

とある晴れた日、良く茂った芝生、目をつぶって寝転がると木漏れ日が目蓋を撫でる。1/fゆらぎ (エフぶんのいちゆらぎ) とは、パワー(スペクトル密度)が周波数fに反比例するゆらぎのこと。ただしfは0より大きい、有限な範囲をとるものとする。
ピンクノイズとも呼ばれ、自然現象においてしばしば見ることができる[1]。具体例として人の心拍の間隔や、ろうそくの炎の揺れ方、電車の揺れ、小川のせせらぐ音、目の動き方、木漏れ日、物性的には金属の抵抗、ネットワーク情報流、蛍の光り方などが例として挙げられる。
引用元:1/fゆらぎ
早朝、少し冷たい砂浜をはだしで歩いていると朝日が昇り、水面に光が反射した。
エアレーションの泡が浮かんでは弾け、浮かんでは弾け、その循環に合わせて水面が踊る。
なんて、綺麗な言葉を並べてみる遊びも楽しいものです。

さて、これらのまどろんだ変動を感じることは人間にとってリラクゼーション効果があるといわれています。
リラクゼーション効果に科学的根拠はありませんが、上記した状況や環境を想像するだけでなんだか体がふわっと軽くなる感覚を味わえるのではないでしょうか。
水槽で生き物を飼う場合、それは水槽内の生物を飼育することを楽しんだり、管理人の場合は水草の生長も楽しんだりと、飼育という点に重点を置いていることがほとんどだと思います。

ですが、水槽の外。
光や水の動き、ガラスに反射して揺れる魚の影。
これらを満喫できるのは、水槽を実際に管理し、かつその状態以外にまで気が回る余裕のある飼育者だけです。
自然と呼ぶには余りにも小さい水槽という隔離された世界を、それでも大自然を目指して維持、管理することへのご褒美はそれはそれは甘美な時間でもあります。
少し残念なのはLED照明が主流の昨今において、この1/Fのゆらぎを自宅の水槽で感じたことがある人は少ないかもしれません。
朝、太陽光が差し込む部屋でかつ水槽がその光を浴びられる配置の方は壁や天井に反射する1/Fのゆらぎを感じることができることでしょう。
しかし、忙しい現代社会において朝の忙しい時間は数分が貴重でしょう。
余裕を持って、その光を味わえる人はなかなか少数派であり、それは管理人からすればとてもうらやましい環境です。
では、太陽光が無ければ1/Fのゆらぎを再現できないのかといわれると、実は再現する方法があるんですと応えられます。
それは照明を蛍光灯やメタルハライドランプに交換することです。
LEDに比べると、電気代も維持費も増えます。
しかし、折角趣味として楽しんでいることです。
増えるとは言っても、毎月何千円も増えるわけではなく、1000円~2000円程度でしょう。
安く節約することも長くアクアリウムを楽しむためには必要なことです。
そこで、管理人オススメの生物濾過補助システムで設備費を安く抑えることで、照明に費用を割ける割合を増やしましょう。
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水草水槽、総額いくらで立ち上げられる?
心に余裕の生まれるような素晴らしい水景を、水槽を買えば自宅で楽しめる。
そんな素晴らしい趣味を皆さんも大いに満喫してください。
さて、今回はここまでとします。
また次回の記事にて。