どうも、おはこんばんちは。
強靭な植物、ミクロソリウム。
無加温での栽培に耐えられるのか、実験している水槽を定期的にご紹介してきました。
前回までをご覧いただいていない方はこちらからどうぞ!
無加温ミクロソリウム水槽①
無加温ミクロソリウム水槽②

前回は白化してしまった葉をトリミングし、これ以上株が白化しないかと、白化した葉から子株は吹くのかという実験を開始しました。
子株が吹くかどうかはまだ日数的に足りていないので、今回の記事では取り上げません。
今回取り上げるのは株がこれ以上白化しないのかという点です。

水温は目測13度なので、実測は12.5度程度でしょうか。
フローリングの上に直接置いていることもあり、相当水温が低くなってきました。
さて、この寄りの画像でもうお分かりかと思いますが、白化していた葉を取り除いてからというものその他の葉が白化することはありませんでした。
むしろ瑞々しい緑が戻ってきたようにすら感じます。
ミクロソリウムが生長する際は葉先が半透明の黄緑色になるのですが、その変化は見られないので生長まではさすがにできていないようです。
もしくはその生長が余りにも僅か過ぎて確認できるほど変化がないのか。

こうして葉先が痛んでしまったミクロソリウムは、ここからは回復しないのでレイアウト的にはトリミング対象になります。
しかし、ストックの場合はここから子株が取れる可能性が高いのでそのままにしています。
加温水槽であればこれくらい葉にストレスの掛かっている状態の方が子株が吹きやすいですが、無加温となるとそこまで株自体に元気があるのかどうか怪しいところではあります。
なんにせよ、株が白化しなくなったことで多少は水温に慣れて安定してきたのではないかと思っています。

そういえば、この水槽の中には勝手に増えたラムズさんたちをコケ取り&濾過サイクル要因として放り込んでいます。
そういったラムズさんたちがいつの間にか1cmサイズ程度にまで成長していました。
こんなに強靭な生命体だと、本当に日本の水辺環境へ解き放ってはいけない生物ですね。
大問題になっている外来生物に関して、アクアリストはもっともっと真剣に慎重に対応していかなければいけないです。
さて、そんなわけでミクロソリウムの白化は現状では収まりました。
原因は前回では、水温の急激な低下によるストレスとお伝えしましたが、少し疑問が出てきました。
最大要因としては、今も急激な水温低下によるストレス反応だと考えています。
しかし、そのほかにも変化したことはたくさんあります。
水質の急変、光量の急変、栄養分の急変。
唐突に立ち上げた水槽なので、複合的にこれらが合わさってということも十分考えられます。
ただ、今までミクロソリウムの白化は見たことが無かったので原因などを特定できずにいます。
これからさらに寒くなる過程でミクロソリウムの葉がまた白化するのか、はたまた全く変化せず春先の水温上昇と共に生長し始めるのか。
じっくり観察していきたいと思います。
さて、今回はここまでとします。
また次回の記事にて。
コメント コメントを追加