どうも、おはこんばんちは。
皆様は現在の自分が置かれた環境に満足し、日々充実した生活を送られていますでしょうか。
なぜ、このような問いを投げかけるのか。
察しの良い方はこういった投げかけを受けると大概心の中で「あ、こいつ今の生活に満足してないな。なにか不満に感じることがあるんだな」と感じ取ってくれるかと思います。
はい、ここまで説明すれば、皆様感じ取ってもらえましたね。
管理人、今のままの人生・生き方に凄く不満があり、変えたいという願望に毎日押しつぶされそうになりならが生活しています。
皆様はいかがでしょうか。

何のために生き、何のために働くのか。たかだか80年の大切な人生を“経済”に振り回されて使い果たすのか?――脚本家・倉本聰氏が語る
リンク先はキャリコネニュースにて扱われていた記事になります。さてここで少しだけ話題が変わりますが、「仕事の始まり」という作り話を皆様はご存知でしょうか。
知らない方のために管理人の解釈で簡単にしてみるので、一読ください。
あるところに力持ちだけどお馬鹿な青年がいました。
彼は自分の何倍も大きな岩すら動かせる素晴らしい怪力の持ち主ですが、その怪力を生かす方法を知りませんでした。
また、あるところにもやしの様な体格の青年がいました。
彼はその貧弱な体格のせいで邪魔者扱いされていますが、実はとんでもなく頭が良かったのです。
しかし、余りにも貧弱なため自分に自信が無く、人と接するのが苦手でした。
そして、あるところに怪力でも天才でもない普通の青年がいました。
よくも悪くも器用貧乏で、何かを誰かより早く、うまくこなす事はできませんでしたが、その分誰にでも煙たがられない会話術を持っていました。
ある日、村の生命線である小川が、大雨が降ったことによって土石流と巨大な岩で防がれてしまいました。
村の人たちはこの小川の水が無ければ、何十キロも離れた川へ水を汲みに行く必要があり、村の畑は水不足であっという間に枯れてしまいます。
村の危機にいち早く気が付いたのは天才青年です。
大雨が降っているのに川の水位が増えないことを観察していた彼は、夜が明ける前から村の危機を察知していました。
しかし、厄介者の自分が夜に誰かを起こしてまでこの想像を話すのはおこがましいことだと思った彼は寝られない夜を過ごしていました。
次に気が付いたのは器用貧乏だけど社交的な青年でした。
彼は周囲を気にする性質だったので、大雨が降っているのに外で小川を見つめる天才青年に気が付きました。
「ねぇ、君はこの雨の中、どうして小川を眺めているんだい?」
気になった社交的な青年は天才青年に声を掛けました。
天才青年は下を向いたまま、気まずそうに口ごもります。
「どうしたんだい。このままでは雨で体が冷えて風邪を引いてしまうよ」
「この小川と雨になにか関係があるのかい?」
よくも悪くも器用貧乏な青年は、違和感を感じつつもその原因にはたどり着きません。
「じ、実は、、、小川の水位が。かわらない。。んだ」
「つまり、本当なら小川の水位が増えてないとおかしいのかい?」
社交的な青年は笑顔で受け答えします。
「そう、大雨が降っているのに、、、水位が増えない、ってことは、小川のどこかで水がせき止められているせいだと思う。そして、このまま水位がいつまでも増えないと村によくないことが起こるような気がするんだ」
「なるほど、君は良くそんなことに気が付いたね!早速報告しに行こう!」
「ダメだ!僕は厄介者だから、信じてもらえない」
「そうかい?でも、僕じゃ説得力のある話はできそうにないしな・・・。そうた、それじゃあこうしよう。小川をせき止める原因を取り除きに行って、村の危機を僕たちで回避しよう」
ふたりは頷きあいました。
「水が増えないのは水がせき止められているのが原因なら、そのせき止めている物をどかせる人が必要だから、怪力な青年に助けてもらおうか!」
そういって社交的な青年は天才青年と怪力な青年を連れて小川がせき止められている地点へとやってきました。
小川は大岩と土砂によって寸断され、村とは明後日の方向へ水を流してしまっていました。
「うおおおおおおおおおおお、こいつを破壊すればいいんだなあああああああ」
怪力な青年はその怪力に任せてせき止めている大岩をそこかしこに投げ飛ばします。
しかし、次から次へと流れ込んでくる大岩と土砂。
きりがないどころか、無駄に動かしたぶんだけ余計に小川がせき止められてしまっています。
「社交的な青年さん、これではダメ、です」
「そうだね、どうすればいいと思う天才青年くん」
「ま、まず倒木をいくつか運んでもらって、それを~~・・・・!」
「なるほど、怪力な青年に伝えてくるね」
そういって社交的な青年は天才青年が出す的確な指示を受け、怪力な青年に大岩と土砂をせき止める防波堤を作ってもらいました。
怪力な青年の怪力は素晴らしく、瞬く間に防波堤が出来上がると、大雨の間大岩と土砂から細い小川を守りました。
こうして3人の青年の活躍によって村は危機を脱し、平和な生活を続けることができました。
村人は感謝の気持ちを込めてご馳走を3人に振る舞いました。
怪力の生かし方を知らなかった青年は初めてその怪力を人にほめて貰えてうれしくて仕方がありませんでした。
貧弱な青年はその明晰な頭脳に気が付かなかったこと、厄介者扱いしていたことを謝ってもらうことができました。
器用貧乏な青年は2人をまとめあげた実績がリーダーの素質があると村の人々に認められました。
3人は思いました。
これだけ感謝され、これだけおいしい物が食べられるなら毎日防波堤を作るのにと。
そして3人は大雨が降る地域を回って、小川を土砂などから守り歩くようになりました。
行く先々の村人と交渉し、天才的な頭脳と圧倒的な怪力を管理するのは器用貧乏な青年です。
複雑な環境の違い、村人の習慣の違いなどを考慮し、適切な防波堤を考えるのは貧弱な青年です。
巨大な丸太をいとも容易く運び、大量の大岩をせき止める防波堤を作るのはお馬鹿な青年です。
こうして3人はいつまでもいつまでも、人々に感謝されながらおいしいご馳走をたらふく食べる生活を送れるようになりました。
めでたし、めでたし。
というお話が「仕事の始まり」という作り話を童話チックにまとめたものになります。
ここでは3人の一見すると役に立たない能力を持った青年が、お互いの持つ長所を生かしあうことで大きな目的を達成するという一連のプロセスが書かれています。
つまり、足りない部分は足せる人が足し、あわせることで100パーセントの力を発揮できる環境ができあがり、そういった環境を維持していくことが仕事だというお話です。
現代社会はどうでしょうか、経済のために必要な人材をあてがい、あまった部分に残りを押し込んで仕事と称している。
そんな気がしてなりません。
そこまで仕事に執着する必要がありますか?
高級なドレスに身を包み、高級車を乗り回し、高層ビルに住める人は何人いますか?
管理人はそんな生活がしたいわけではありません。
南国の島国でその日食べるだけの魚を取って、のんびり暮らすような生活が最高じゃないですか?
長生きするための高額医療費ではなく、健康に暮らすための穏かな平和が欲しいだけなんです。
高高度経済社会の歯車から脱退して、高い税金を払うための労働から抜け出して、延命するための社会保障費から抜け出して。
健康に生きられる間を楽しむ生活のなにがいけないのでしょうか。
そして、そういった生活が認められないのはなぜなのでしょうか。
そろそろ、食べ物のブツブツ交換がスムーズにできる程度の経済規模、生活を豊かにする趣味の産物が巡り巡って購買されていく程度のまどろんだ社会通念が自然と発生してもいいと思います。
むりやり異国の季節はずれな食べ物を買うのではなく、地元で取れる旬な物をもらい、代わりに雪かきをしに行ったり、畑を耕しに行ったり、小川を守りに行ったりする生活を送れるような人生が管理人にとっては最高の幸せだと思います。
そこに私の家族がいてくれれば、もうなにも言うことなどありません。
なぜ、のんびりすることが非難の対象となるのでしょうか。
なぜ、ここまで疲弊して仕事するのでしょうか。
なぜ、楽しく水槽を眺めていられないのでしょうか。
キリが無いのでこの辺で(笑)
大変ながくなってしまいました。
こんな愚痴記事となってしまいましたが、皆さんもどこかでストレスを発散する方法を見つけてくださいね。
なんだったら、このブログのコメント欄にストレスの原因になっているモヤモヤをモヤモヤしたまま投げかけていただいても結構です。
解決できるかわかりませんが、管理人が足せる内容であれば力になりますよ。
さて、今回はここまでとします。
また次回の記事にて。